4年ぶりに棘でバーンロムサイ展を開催することになりました。

第一回目の展示がとてもよかったので、またぜひ!と思っていながら、出産などを挟み早くも4年も経ってしまいました。
以前の展示のことをご存じない方もいるかと思いますので、改めてご紹介させていただこうと思います。

バーンロムサイは、タイ・チェンマイにあるエイズ孤児院です。
日本人の名取美和さんという方が、エイズで親を亡くし自身もHIV感染している小さな子供たちを受け入れて、1999年に始められ、今年で17年にもなります。
院の運営資金を寄付だけで賄うのではなく、また、こどもたちにお金はただもらえるものではないということを見せるために、手仕事のプロダクツを販売、
さらに2004年には隣接する地に素敵なプール付きのゲストハウスができあがりました。

まだまだ差別や偏見のあるなかで、子どもたちが大人になって社会に出ていく、そのプロセスを大切にしているからこそ生まれた様々なものたち。
多様な仕事を知ること、そして希望すればそこで働くこともできる。
名取美和さんやスタッフの皆さんの、親のような愛情がたっぷり詰まった場所なのだと思います。

もともとアンティークの買い付けなど畑違いのお仕事をされていた美和さん。
彼女の手がけるバーンロムサイのお洋服や小物たちは、タイのまぶしい太陽を思わせる色彩にあふれた本当にセンスの良いものばかりです。
(棘を始める前に初めて六本木の展示会に行ったとき、あまりの素敵さに「会場ごと買い占めたい!」と気絶しそうでした。)

タイの少数民族の古布を使ったお財布やポーチ、その色の配列。
シンプルだけれどさらりと気持ちよく、さらにきれいに着られる工夫が凝らされているお洋服。
デザインから縫製まで、丁寧に子供たち同様愛情を注がれて作られているのがよくわかります。
ぜひゆっくりと見に来ていただけたらと思います。

そして、お二階の展示室では、チェンマイのバーンロムサイの様子や美和さん、スタッフさんのインタビューなど、40分程度の映像作品を常時上映しています。
こちらもとても見ごたえがありますのでたくさんの方にみていただきたいです。
(二階に小さなテーブルとイスも設置していますので、注文されたお茶などを飲みながら見ていただくこともできるようにしたいと思っています。)

私自身、第一回目と二回目の間に子供を授かり、
いま改めてバーンロムサイのことを見ていったとき、
ピッカピカの魂で生まれてくる子供たちが、例えば両親が亡くなって、自分もすでにウィルスに感染していると考えるととても悲しい気持ちになります。
どんな子どもたちも幸せで、輝く将来をもって育っていってほしい。
子どもは未来で希望そのもの、心からそう思います。

バーンロムサイのwebsiteには、「買って支援 泊まって支援」という言葉が書かれています。
確かに遠い海のこちら側の私にも、何か応援してるよ、というささやかなことができたなら。

そして支援ということでなくても、小さな子供たちが元気なって、自分の人生を生きていくことができる、そういう温かい場所で生み出されたものを手にすることができる、ということだけでも、こちら側にとってもなんて幸せなことだろうと思います。

愛情込めて作られたお野菜やお米に力をもらえるように、
愛のやり取りの中で生み出されたお洋服や小物たちを身に着けることができたなら。

たくさんの方に届きますように。

どうぞお運びお待ちしています。



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バーンロムサイ展
7/1(金)~7/10(日)
11:00~18:00
期間中無休
*最終日7/10(日)は午前中アロマ講座のため12:45オープンとなります。
*7/7(木)は18時よりコトリネLIVEのため、早めに一度閉めさせていただきます(詳細はまた後日)
*期間中のランチは棘風タイカレーを中心としたものとなります(こちらもまた詳しくお知らせします)。

期間中無休ですので、水木日で普段来られない方もぜひお待ちしています。

BAN ROM SAI

2012年の第一回のバーンロムサイ展の記事(プロダクツは今回は同じではありません。どんなものが届くかはお楽しみに)
・7/7 バーンロムサイ展
7/9 バーンロムサイ展 その2
7/19 バーンロムサイ展はじまってます
7/24 バーンロムサイ展を終えての追記 社会問題に手を付けることについて
 ↑この頃はいっぱい書いてますね…。









先の日曜に、いま開催中のミヤモトカオリ展 がまぐちワークショップが行われました。

たーくさんの布の中から好きに選んで組み合わせて手縫いでチクチク…

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みなさんそれぞれ全然違ったテイストのものができたのも、お友達同士はなんだかちょっと似てるのも、
なるほど〜と、とっても面白かったです。

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ワークショップ中のお茶は、
ミヤモトさんがお持ちくださった、
「お茶の花」「ホーリーバジル」「クコの葉」、3種類のお茶をドリンクバーでお好きに楽しんでいただきました。

お茶受けはナツメの蜂蜜煮と朝掘り上げたばかりのピーナッツの塩茹で。

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そして、ワークショップ後にお出ししたお料理は、ミヤモトさんが畑で育てたピカピカのお野菜を使わせてもらいました。

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お野菜を前に、どうしたら一番美味しく食べてもらえるかなと考える時間は、とても幸せ。

そして、花をつけたお茶の枝もいただいたので、葉っぱをフライパンで蒸し煎りにしてお茶の葛ゼリーを作り、あんみつ風にしてデザートでお出ししました。

ただの葉っぱからみるみるいい香りが漂って
、すっかりお茶になってしまうのには感動。

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本当に楽しい1日でした。


ミヤモトカオリ展は31(土)まで。

明日明後日(28.29)はお休みですので、残すところあと3日です。
ぜひ足をお運びください。






「テンカラテン」 ミヤモトカオリ展
始まりました。



京都南山城村で、ウロウロと畑を耕しながら、身近なもので染めた布や各地で集めた布をつないだ小物たち。

そんな暮らしにまつわるあれこれとともに、ずらりと並びました。

丁寧な暮らしから醸し出される上質な空気に棘がつつまれています。


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ひとつひとつ、
ひと針ひと針、
手に取るとその温かみが伝わります。

ぜひお待ちしています。

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「テンカラテン」 ミヤモトカオリ展

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10/23(金)~10/31(土) 11:00~18:00
*25(日)は展示のみ可 カフェお休み
  28(水)29(木)はお休みです。

10/25(日) ミヤモトさんと布つなぎ
    「ガマグチワークショップ」
  小銭入れ 3800円  おさいふがま 4800円
  13:30~18:30(最大19:30まで)
  お茶 と お茶うけ と おしゃべりつき  
 *ワークショップご予約の方は、参加後、ご希望によりお食事をご用意します。
              (お食事 1290yen ミニデザート付 1490yen)
  まだ若干名お受けできます。

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「棘の空想植物展」終了しました。
たくさんの方に来ていただきました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

朝、お店にいって二階の入り口を開けると、
眩しいほどの光に作品がキラキラと輝いていて。
窓をあけて、一つ一つ確かめながらお掃除をして。

そして最後帰る時、天井からぶら下がった灯りに仄かに浮かび上がった作品たちが闇に埋もれる。

それはまさに植物たちの詰まった「温室」のような空気でした。
朝の光で輝きを放ち、
今にも伸びていきそうな瑞々しさ。
そして、陽が傾く頃、しめやかに芳香を放つ夜の花もあるような…。

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色んな土地の植物を見て回る温室の楽しさ。
まるで本当の生き物の生命力をもらったような3週間でした。


光を一身に浴び、きれいな水を内包し、
ただひたむきに生きて、
死して放つ語られなかった言葉たち。


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溢れるように咲く花や、
人懐っこいトゲトゲや、
その姿や生態をじっとみつめること。
そのことに助けられることは、実はとても大きい。


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この広い世界のどこかにあるのかないのか、
空想植物の鑑賞を通してさらにその思いを強くしました。

ヒトはヒトだけでない。
常にたくさんの生き物に囲まれていることを思いながら生きていけたなら。



また面白い企画展ができたらな、と、楽しみな気持ちでいっぱいです。

後半一人営業になってしまいましたので、
ランチ時にはバタバタしたり、
夕方一時留守にして何度か足を運んでいただいちゃったり、
多々ご迷惑をおかけしました。

アーティストのみなさん、来てくださったみなさん、
本当にありがとうございました。







現在開催中の
「棘の空想植物展」
たくさんの方に見ていただけて嬉しいです。

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4人の分野の異なる作家さんと棘によって、
自由に空想を巡らせた、実際には存在しない植物を作りました。

棘からは3つの空想植物の香りを。

今回はまったくの偶然とひらめきに任せて作った空想植物達、
まるで天から来るべくしてやってきたような、
生み手の私が震えてしまうようなものができました。

イメージを膨らませて、
そしてそのイメージに名前を付ける。
名前を持った空想植物は、途端にこの世界での存在し始める。
そのことがとてもとても面白かったです。

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棘の空想植物
「バンロン」
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学名: Citrus banron.M

全ての人種の肌の色を合わせた色の果皮を持つ
大きな大きな柑橘の果実は
柔らかな光を放つ。
胸に抱くと
命が降りてきた瞬間の
両親の愛の輝きが
まっすぐ心の奥に届くという…



今回のこの展示、
この企画のために、4人の作家さんが本当に素晴らしい作品を作ってくれました。

どんな作品なのかはここではあえて秘密にさせていただいて、
対面していただいた時の心の動きを大切にしたいと思っています。

ぜひゆっくりと作品の持つ物語の中に身を置いていただきたいです。




1階では、幻想植物作品ではなく、各作家さんの持ち味が生かされた作品やグッズの販売をしています。

図らずもアクセサリーにほぼ統一。
作家さんや素材の個性が引き立ちます。

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こちらもぜひお楽しみくださいね。
10/6(火)までとなります。

*会期中は定休日、アロマの日もありますので、
一般の方に鑑賞していただけるのは
10/2(金)、3(土)、5(月)、6(火)の残すところあと4日です。
どうぞよろしくお願いします。