今日から「冬のガラス展」始まります。

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 すっかり並べ終わりました。

 宇根由未奈さん、春日友希さん、

 そして、羽鳥景子さん。

 羽鳥さんのことをまだご紹介してなかったですね。
羽鳥さんは、5月に開催した「香りの1週間」展でもガラスを出品してくれた作家さんです。
なので、覚えておられる方もいらっしゃると思いますし、待ちに待っていた方もいらっしゃると思いますし、
そしてもちろん初めての方も。

 (香りの一週間の記事  http://yakusoulabotoge.blog90.fc2.com/blog-entry-22.html



 羽鳥さんは、私の10年来のお友達です。
私、恥ずかしながら実はかつてガラスを勉強していたことがありまして…、
そんな頃、川崎にある東京ガラス工芸研究所の夏期集中講座で一緒になったのが最初。
何だか仲良くなってしまい、、、、、、と今に至る訳です。

 この夏のある日、羽鳥さんの工房に遊びに行きました。

 羽鳥さんの工房は浅草にあります。

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 浅草のあの喧騒から少し入ったところ。
古い町工場や商店が連なるその後ろに大きくそびえたつスカイツリー。
不思議な景色のところです。

 彼女はパイレックスという、薄い耐熱強化ガラスを使った作品を作ります。
耐熱強化ガラスというだけあって、使用するバーナーの温度も普通以上。
繊細でハードな世界です。

     
 私はガラスの持つ有機的な気配が好きで、ボテッと揺らぎのある吹きガラスや、
自分ではパートドヴェールという、より陶器や石に近い質感を持った技法をやっていたりして、
工業的でスッキリしたガラスにはそれまであまり興味が持てないでいたのです。

 パイレックスで羽鳥さんの作る世界。
あの理科の実験で見るあの素っ気ないガラスから生まれたとは思えない。

 まるで不思議な絵本に出てくるような。


 どこまでも薄く、クールで繊細。
でありながら、強く
そして、ちゃんと人の手の優しさや揺らぎがすべてを作り変えてしまっている。

 そんな人…いますよね。
私も思い浮かぶお顔がチラリホラリ。

 例えば、吹きガラスが「情に厚く、気は優しくて力持ち」なら、
とんぼ玉は「宇宙や自然に委ねて生きる、内面に向かう人」とか、

 そしてパイレックスは・・・ね。
(あくまでガラスそのもに対する私の勝手なイメージで、作ってる人のイメージではありません。)
それも魅力的。


 こんな世界があったんだ…って。
パイレックス作品はそれまでだってみたことあったのだけれど、すっかりすっかり驚いてしまいました。

 そうか、加工する時の温度変化に強いパイレックスだからこそ、可能な表現というものがあり、
本当に表現する力を持った作家さんにかかればこれまでになかった世界がそこには生まれるのですよ。
と、興奮。

 他の技法と違って、ほとんどが工業製品でしか目にすることのないパイレックスというもの。

 そんなパイレックスガラスの世界。
いえいえ、パイレックスを使ってそんな表現を可能にしている羽鳥さんの世界。
ぜひご覧になりに来てくださいね。


 今回届いた作品は、日暮れから梱包をほどいたので写真がまだとれず。
またオイオイご紹介しますね。
こちらはお店で使わせていただいている、羽鳥さんのティーポット。

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 羽鳥景子

青山学院短期大学芸術学部卒。
京都にて酸素バーナーの技術を学ぶ。
PILCHU GLASS SCHOOL(アメリカ)受講。
現在、東京で活動中。

ハリオ ガラスの花  http://www.hario.com/company/img/vision.swf


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コメント
ガラスの世界もいいですよね
あのポットは羽鳥さんのだったんですね。
この間、お店でお茶をいただいた時に「素敵だなぁ」とみてたんです。
知り合いにや従姉妹がガラス作家だったり専攻したりで、ガラスものも好きでなんですよね。
tasha│URL│12/11 10:37│編集
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