きじは、という名前を持つヒトがいます。

 京都、静原のキャンプ場のティピ(ネイティブアメリカンの暮らすテントのような住居)の中で生まれたのだそうです。
 その時、親の友人がキジの羽を拾ってきたので「きじは」と名付けられたのだとか。

 彼は歌を歌います。
きっと歌を歌うことが必然だったかのように自然自然に。

 その声は、やはり、人に届けることが必然だったかのような特別な声をしています。

 先日のライヴに来てくださった水墨画家の芙弥佳さんの表現をお借りすると

 「カフェオレに粗砂糖をいれて溶け切らない香ばしいのを飲むみたいな、声。」

まさに。これ以上の表現は思いつかないなぁ。


 彼は、先日行われた宮城愛ちゃんのライヴで知り合ったのが最初。
棘の前日に北区のイニュニックでもライヴがあったのですが、それをセッティングしたのが彼で、愛ちゃんの前に歌を歌っていました。

 私は愛ちゃんへのご挨拶をかねてイニュニックへ足を運び、遅くなったので焦っていたのだけれど、
「あ、まだこれからきじはって人が歌うのね」なんて、お茶でも飲みながら愛ちゃんを待とうかなってくらいの気持ちだったのですが・・・・・

 きじはさんが現れて、歌を歌い始めた瞬間。
いや、正確には声を出そうと息を吸った瞬間。
心奪われてしまいました。

そのカフェオレのような声に。
そして、その横顔に。

繊細な歌声です。そして横顔です。
でも、とても強い。
優しいというのは強いというのだ。なんて言葉が頭にちらりとかすむような、そんなそんな存在です。


 きじはさんがあまりによかったので、思わず声をかけ、お話しをして、
そうしたら翌日の棘のお昼の部にも来てくださって。
せっかく来てくださったのだから、
愛ちゃんとジョイントでIMAGINEをやってくださって、愛ちゃんときじはさんの重なる感じが、もう、もう、といった感じでした。
その後私がお願いをして何曲か歌ってくださって。


Bob Marleyの「Redemption Song」に日本語の歌詞をつけたものがあり、それは震災の少し前に作られたものだったそうなのだけど、それはまさに、震災後の今にこの世界に流されるべきRedemption Song(救いの歌)であるようで、びっくりしてしまいました。

     110730_1428~01



 きじはさん

 10/3(月)の夜に棘で歌を歌ってくれます。

 前回愛ちゃんの時に遊びに来てくれたのはお昼間だったのだけれど、
今回は夜。

 夜の灯りに浮かび上がったきじはさんはきっといいだろうと思い、夜でお願いしました。

 「生の音の力を大切にしている」と話すきじはさん。
今回はアンプを通さず生の音、生の声を響かせてくれます。

 この小さくて古い建物は、きっとそんなきじはさんの生み出す振動をあたたかく心まで届けてくれるだろうと、そう思うととってもとっても楽しみなのです。

 棘の夜にきじはさんの歌。

 ぜひぜひ味わいにいらしてください。


 10/3(月)19:30から
1200円+ワンドリンク400円
    
     お食事されたい方はカレーかな?簡単なものをご用意しています。
     ライヴ予約された方はワンドリンクはサービスとなります。

     




 


<きじは>
1987年、京都・静原のキャンプ場、ティピ(ネイティブアメリカンが使用していた住居テント)の中で生まれる。その時親の友人がキジの羽を拾ってきた事から名前をきじはと名づけられる。父は楽器職人、母は占い師、姉は大道芸人、ロック好きな妹に囲まれ育つ。 2006年、ジプシーパンクバンドCyclub☆(http://www.myspace.com/cyclubjapan)と出逢い、共に活動を開始。日本全国を旅してライブをする。 その後ソロや、近年ではミクスチャーバンド「THE BORN」として活動。 2011年4月、東日本大震災後に初のフルアルバム「ウサギとカメとシカ」を自主制作。 同年夏、初主催野外イベント「PEACE CAMP」を行う。 現在、精力的に全国各地でライブをしている。呼ばれたところへは出来る限り行って、少しずつ活動の場を広げている。


     





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