岡崎に、新しい農園が一つ生まれました。

「農園手と手」です。
名前も可愛い。

栃木にアジア学院というところがあります。
アジアアフリカなど、途上国と呼ばれる地域から留学生を受け入れ、それぞれの国で農村指導者となる人たちを養成する学院です。

ただ単に農業技術を教えるということだけではなく、途上国でむしろ憧れられている物質やお金至上主義的な価値観を見直し、自分たちの身の回りにある豊かなものに目を向けてもらい自立を助けていく、ということも目的の一つになっているようで、つまりお金や農薬をバンバン使ったものではなく、「自分たちの身の周りにあるものでできる農業を」、土づくりから肥料や道具から、なるべく手作りと工夫の農業のようです。

そこで学んでいたマキちゃんと、職員をしていたミツルさん。
二人はこの春、結婚して愛知県の岡崎で農家になりました。

 本当に本当に畑が好きな二人です。

 マキちゃんとは岡崎で就農する前、昨年半年だけ長野の穂高養生園で一緒に働いていたのですが、その頃ももうほんの少しの時間も畑以外には割きたくないと言えるくらいのものすごい情熱で。
室内で事務仕事をしていても、天気が気になる、気温が気になる、今日種をまいてしまいたい…って、もう頭の中は畑ば~~~っかり。
ホントもうびっくりするやら感心するやら…。

 養生園を出た後、農家として生きていく土地を探して日本中を見て回っていた二人。
岡崎に場所を見つけたと同時になんと私も名古屋にくることになり、ありゃ近いね~。絡もうね~。と約束してたんでした。

 
 先日(といっても何ともう一ヶ月以上がたっている…)、6月半ばにやっと二人の畑とおうちに遊びに行くことができました。
 岡崎市といっても旧額田郡。山間の小さな集落です。

 待ち合わせ場所にいると…車から体を乗り出すように大きく手を振って迎えに来てくれました。
弾ける笑顔。楽しいんだなぁ。

 早速畑を見せてもらいます。

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 3月にここを使ってもいいよと言って見せてもらったときは、たくさんの桐の木が台風で倒されて荒れ果てたただの山地。「え・・・」と絶句したようなのですが、そこからなんと、開墾して根っこをみんな掘り起こして、耕して、何してかにして、、、もう訪れた6月半ばには立派な立派な畑ができていて、たくさんのお野菜がそろそろ収穫され始めていました。

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(ミツルさん、マキちゃん、そして一緒に行った元tijs茶房の桂子さん)

 畑で育っている野菜たちは、大切に大切に目をかけ、手をかけられてることがジンジン伝わってきます。

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 ハウスの中ではたくさんの小さな苗。

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 こちらはボカシです。
手を入れると発酵中なのでポカポカ温かい。そしておいしそうないいにおいがします。

     110615_1538~02


 この日は一緒にトウモロコシの定植を手伝いました。

     110615_1557~01


 ちょっとの作業だけれど、土に触れるってなんてワクワクするんだろう。

 畑の後は田んぼへ。なんと田んぼもやっているのです。
伺った頃はちょうど田植えしたばかりだったので、まだ小さな苗がどうどうと風に揺れていました。

    110615_1611~01 

 そっと苗に触れながら成長を見守る二人。

 たんぼの中には生き物がたくさん。
オタマジャクシはとっても巨大で、これは牛ガエルかな。この数の牛ガエルになったらえらいことだねぇ。
ボーボー、ボーボー鳴いちゃうよ。いや、今頃鳴いてるかなぁ。

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 不思議な貝がいるんだよ。って。

 透明な二枚貝で、本当に透明で、すいすいすごく早く泳ぐんだよって。

 みんなで目を凝らして田んぼを見つめると…いた!
面白い。

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 他にもまだ畑があるんだとか。
この短期間でよくもここまで…。
やっぱりすごい情熱です。


 いろいろ見た後はおうちに誘っていただいてまったりまったり。

 何とお茶畑も貸してもらえたらしく、摘んだばかりの新茶を入れてくれました。
ミツルさん、マキちゃんから「お茶じいさん」なんて呼ばれていまして、実はこだわりのお茶を入れる人でした。
ものすごく丁寧に温度をみながら緑茶を淹れてくれました。
その深い深い香りと味。

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 一杯のお茶で心の隅々までふ~っとバラバラに沁み渡っていくような、そんな瞬間でした。
まさかミツルさんがねぇ…ステキです。



 よいご縁にたくさん恵まれてこの土地を耕し始めた二人は、本当に生き生きと楽しそうで、
そんな二人の手から生まれるお野菜たちを私たちの体に取り入れさせてもらったら、とってもとっても幸せなことですね。

 お野菜もうとれる?と聞いたら、そろそろね。と。
「じゃあお願いします!」と一も二もなくご注文。

 7月からこの「農園手と手」さんのお野菜も食材メンバーに加わっています。
柔らかくて、細やかで、心と体の一番奥にピタッと力になってくれるような、そんなお味のお野菜です。
こういうことをおいしいっていうのね。

     110624_0907~03


 皆さまどうぞ味わいにいらしてくださいね。

 *農園手と手のお野菜は、お任せセットの宅配という形で直接ご注文いただけます。
  blogの写真も美しいのでぜひぜひサイトをチェックして、欲しい方はご連絡してみてくださいね。

農園手と手 blog

 

 

 

 

 

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