8/8から始まりました、いわまともこさんの 絵本「スクナの森」展が、本日最終日となります。

真っ白な紙に映し出されたスクナのものがたりが、この棘の空間に置かれることで、
瑞々しい呼吸をはじめたような。

時間をかけて大切に紡ぎだし、
そしてそれをたずさえて人々のもとへそっと送り出していく。
作者のいわまさんのスクナの森に寄せられる丁寧な愛情と信頼を私も受け取って、
今回そこに参加させていただけたことをとてもうれしく思います。

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今回は棘とのコラボとして、
絵からイメージされる香りをひとつひとつ添えさせていただきました。

絵とともに香りがその世界をこちら側にふわりと届けてくれて…
とても豊かな場ができあがりました。

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そして、会期中8/11の山の日には、
幻灯朗読会と題しまして、スクナの森の朗読会が行われrました。

大きなスクリーンに映し出されたスクナの森。
そしていわまさん自身によって発せられる言葉。
そして私、棘店主により、場面ごとに香りを漂わせ、
作中の歌を子どもたちが歌ってくれて。

光をとらえる目と、
香りを感じ取る鼻と、
そしていわまさんの確かな声という音と、

まさに五感で味わうスクナの森、
目だけで滑るように紙を追って読むのとはまた違い、そこにいる人たちすべてが一体となり、その世界を受け取ることのできた特別な時間となりました。

第二部では、作中歌を担当してくれたスクナの森音楽隊による夏の歌。
大人の一歩手前の少年たちの歌声は、
本当に一瞬神様が与えてくれたような、曇りなくまっすぐにお空に届くようで、
その歌声だけで心が振るわされるようでした。


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そしてもうひとつ、
ガラス棚にひっそりと飾られた鉱石たち。
外国のものに混ざって、いわまさんご家族自ら愛知や岐阜など近郊で採取してこられたものも。
こんなに美しいものが、この足元の大地に隠されているなんて、本当に驚きでした。


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いわまさん自身の手によって紡ぎだされた「スクナの森」という絵本は、
ご本人が言われていたように、誰しもの共有意識にあるもの。
そこに響いて、伝わって、伝わり広がった先でじわりじわりと変化が起こったらいいな。
ご自身のペースを出ない足取りの中、丁寧に差し出していくやり方が朗読会、第二部の歌の会、そして一緒に飾られた鉱石たち、すべてに通じているようで、

そう、私たちは、自分の歩みの範囲の中で、遠いところまでちゃんと伝わっていくことを信じていかなくてはいけない。
そのことをとてもとても思いました。

みなさんの中にはどんなものが響いたでしょうか。

本日18時までです。




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