先週末は金土と、連休をいただきました。
どうもありがとうございました。

お店をお休みして皆様にはご迷惑をおかけしましたが、所属しているアロマの協会、NARDで年に一度の農場実習があり、
その時に蓼科ハーバルノートの萩尾エリ子さんのセミナーをお願いする運びになりましたので、
そこだけでも参加してきました。
お店でエリ子さんにお会いすることはできても、ちゃんとした講演を聞く機会はなかなかないので、よい機会をいただきました。


次第に暑さが増す名古屋を離れ、長野の空気に触れると、身体がほっとして、
澄んだ空気に肺だけでなく体中の細胞が開いて大きく息をしたようでした。

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*子どもを置いてはいけないので、特別に夫と子どももセミナー以外は一緒でした。自然の空気でのびのびと、よい旅になりました。

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エリ子さんのセミナー、
「緑の気配 香りの言の葉」

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草花の香りは目には見えない
それは気配。
葉っぱを鼻先でクシャクシャとすると、そこに立ち込める気配に人はにっこりとほほ笑んで
そして生きる力をもらう。

それは説明、とか、証明、とかとはほど遠いもので、
でも確かなもの。
喜び。

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エリ子さんは、ハーブの香りや姿がもたらしてくれる「喜び」を、
病んだ人、老いた人、心が折れそうになっている人に届けることをしている。
病室に、店を訪れた人に、家族に、

エリ子さんの行く先々には、微笑みが生まれ、喜びがあり、
それが生きる力をググッと強めてくれている。

そのことをずっとずっと続けて生きてきているエリ子さんの言葉やたたずまいに接すると、
心の奥底から包み込まれるような、
圧倒的な優しい力を感じます。


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本当に素晴らしいセミナーでした。


エリ子さんのお話の中でこんな話がありました。

精神を患っている方は、どこか遠くに意識が行ってしまっているような、ボーとホールにたたずんでいらしたりするのだけれど、
ハンドトリートメントをしてあげて、お茶とお菓子をお出ししたら、
そのあと「ごちそうさま」とお皿を片付けてくれた。
トリートメントでその人の輪郭をなぞってあげることで、
自分の形、境界を思いだし、
自分というものを理解できるようになるのでは。
だからお皿を片付ける、という、自分のやるべき仕事、してあげたいことに動くことができるのでは、と。

私は最近、
トリートメントをしていて思っていたのは、
全身のトリートメントでは特に、眠ってしまっているような、起きているような、
なんだかボワーと溶けてしまうような心地よさになるものです。
それは、自分と他をはっきりと隔てている皮膚に、
オイルという植物のエキスと施術者の手というものが合わさることによって、
その境界がなくなって、世界と完全に一つになってしまうような体験なんじゃないかと。

植物も動物も、
一つ一つの個体で独立して生きているのではきっとなくて、
群れを成す同種の仲間であったり、
そうでなくてもありとあらゆる生き物たちと全体で生きているんじゃないかという確信を最近持っています。

人間だけが自我を発達させすぎて、一人で困難を解決しながら生きていかなくちゃいけないと思ってしまっているけれど、
端から生き物としてそれは無理なんじゃないかって。

アロマを知ってから、生きていくのがとても楽になったのは、
植物の輪の中に自分を落とす(上げる?)ようになったから。
そして人の手で身体に触れてもらう機会ができたから。

「他とつながる」って、
仲間をたくさん作るとか、人間関係をうまくやる、という意味じゃなく、
感覚的にほかの生き物に溶け込ませるような感じ。
うまく言えませんが、そうすると、木の葉の一枚にでもなったように、ゆらりゆらりと季節に揺られて気持ちよく生きていくことができるような気がします。

話しは長くなりましたが、
つまりトリートメントで触れてもらうことで、「自分の境界をなくす」ことができるのが大事なのではと。

でもエリ子さんは逆のことをおっしゃっていました。
「自分の境界を知ること」がよいのだと。

これは少し学び始めているトレガーアプローチというボディワークにも「シェーピング」という輪郭を知らしめる技法があり、きっとこれも同じことを言っているのだと思うのですが、
それがいいのだと。


でも、この二つは相反することだけれど、きっとどちらもそうなんだと思いました。

物事には正反対のものが同時に存在して、同じくらい作用を及ぼす。
毒草が毒にも薬にもなるのももしかしたらそうかもしれないし、
イランイランの「高揚」と「鎮静」を理解するのもそうかもしれない。

人間がこうだと決めつけるには、物事は複雑にたくさんのものを抱えているので、
柔らかい頭でとらえていくことが大事だなぁ。
仮定と実証という、科学からだけでは「アロマセラピー」という自然療法の理解にはきっと及ばなくて、
いろんな面からフニャフニャと理解していくことが大切なんじゃないかと思うのです。

私自身もそんな感じで、アロマをどんどんと深めていきたいし、
棘の講座もいろんな側面からアロマやハーブというものに迫っていく、そんな講座にしていきたいな、と
また改めてワクワク楽しくなってきました。

みなさまどうぞ、
今後ともお付き合いくださいませ。

来週からはアロマトリートメント講座が始まります。
日曜は残席わずかですが、水曜はまだまだ空きはございます。

じっくりと香りと身体と対話するトリートメントを知ることは、
人生を共にする「身体」というものを味方につける、何にも代えがたいものだと思っています。
ぜひぜひご参加くださいね。

詳しくはこちらの記事を
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