最近、自画自賛ながら、棘のお料理がさらにぐっとおいしくなっている気がします。

というのも、あるお味噌に出会ったから。

ある方の紹介で、福井のマルカワ味噌さんを紹介していただきました。
冬のある日、そのマルカワ味噌の若旦那さんを連れて、棘に食事に来てくださったのです。

食事の後で、お味噌についての話をたくさんたくさんきかせていただきました。
味噌に対して熱い思いがあって、いくら話しても話したりないといった感じで、
その知識と情熱と仕事への愛情に引き込まれ、すっかりすっかり虜になってしまった夜でした。

マルカワ味噌さんについては、詳しくはぜひHPを見ていただきたいのですが、
無農薬・自然栽培で育てた大豆に、地下42mから汲み上げた清冽な地下水や、大きな木樽を用い、
さらに昔は当たり前だった天然麹菌を自家採取してそれを用いているそうです。
(いまは人工的に培養された同じ麹菌を、どこの味噌会社も購入して使用しているのが当たり前になっているとか。)

そんなこだわりぬいて作られている味噌。
本物の味噌の話を聞いていると、
味噌というものは生きていて、
人の身体と共鳴しあって私たちの血肉となっていく、そんな思いにもかられ、
ただの「調味料」だなんて言えない気持ちになっています。
そう、食品はすべて、ただの「食品」「調味料」なんかではなく、
生きているものだということにはっと思い至り、
それをいただくことである「食べる」という行為の深さに感じ入ってしまいました。

早速マルカワ味噌さんのお味噌をいくつか注文させていただいて、
いろいろにつかってみました。


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どれも口当たりは優しいのに、深く複雑な味がして、本当においしい。

そしてそして、
いくつか取り寄せた中でもとっておきに楽しみにしていたこのお味噌
「ヴィバルディ」をとうとう開封しました。
このお味噌は、一年間ヴィバルディのクラシック音楽を聞かせて成熟させたお味噌とのこと。
「水にきれいな言葉や優しい音楽を聞かせると、きれいな結晶になる」という説は私も以前どこかで耳にしたことがあり、でもまぁ、半信半疑。
あまり完全に信じているわけではなかったのですが、
このヴィバルディ。
開けた瞬間からまず違う。
なんだかふんわりとしている。
そして、味がとても優しい。
つまりわたし好みでとってもおいしい!
というわけで、水の説もあながちトンデモ説というわけでもないのかも…とうっすら思ってみたのでした。


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そして、有機大豆と麹も注文をして、
ことしは手前味噌を仕込みました。
棘の空気の中、棘の音を聞いて育つ味噌。
出来上がりが楽しみです。


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お味噌のおいしさに夢中になって、ここ数週間はあらゆるお料理にお味噌を多用しており、
ひそかに「マルカワ祭り」の様相を示しております。

ある日のランチ

豆もやしと師崎産わかめのナムル
大根と新玉ねぎの優しい煮物  
フキと厚揚げの白みそソースがけ ←マルカワさんの有機白味噌
揚げサトイモの精進そぼろ掛け  ←マルカワさんの有機麦味噌
蓮根ご飯
エノキと長ネギのお味噌汁    ←マルカワさんのヴィバルディ


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デザート
甘酒豆乳プリン 小豆添え  ←マルカワさんの有機あまざけ
キャロブと黒イチジクとナッツのパウンドケーキ


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こっそりマルカワ祭り。
どうぞ楽しみにいらしてください




マルカワ味噌 HP  http://marukawamiso.com/




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