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 昨日 5/17(木)
愛知芸術劇場 大リハーサル室にて、映画「カンタ!ティモール」の上映会が行われました。

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この「カンタ!ティモール」、日本中で沸き上がるように広がっているようです。
大きな映画館でロードショー!!ってしているわけでもないのに、
この映画を本当に薦めたいと思っている心ある人たちによる小さな上映会が、どんどんとひらかれていっていて、
私もあちらこちら、遠くに住むお友達からも、よくそのタイトルを耳にしていました。

今回棘は、出店も兼ねて参加させていただきました。


21世紀になって唯一独立した国、東ティモール。
それまでの24年間で国民の1/3を失うという、インドネシア軍による殺戮。
そしてそれを支える世界。経済大国、日本…。
油田、政治的関係、経済の事情。

この世界は厚く厚く、影の思惑におおわれていて、
そして、小さな声や命など、簡単に消されてしまう。


たまたま会場に向かう前、仲良しのお店さんと話をしていました。

「みんなもっと、つけられている値段の裏側をよく考えた方がいいと思う。」と。

野菜やお肉が育つまでには長い時間が必要で、それを見守る人の生活もあって、それを踏まえて考えたならば、
そんな安い値段で食事やものが提供できるはずはない。のです。
結局は貧しい国との物価の差によって成り立っているものばかりで、
「人件費が安いから」と簡単に言うけれど、
それが労働の対価なのだとしたら、日本人と同じ仕事をしているのだとしたら同じ値段を、少しは能率に差があるならそれを差し引いた分、を支払うのがまずまっとうな考え方なんじゃないかと思ってしまうのです。

そうして、そういう「賢い」やり方ができた大きな企業だけが信じられない安い値段をつけて、そして勝ち残っていく。
その値段がベースになってしまっては、例えば普通の「食べ物」だったり、手で作られた「もの」ができるまでに最低限かかった費用を考えてつけられた値段のものなど、「高すぎる」の一言で片づけられてしまう。

でも、正当なものは、心からの満足をくれるので、たくさんは欲しない。
力のないものは、満足がいかないので、もっともっと欲しくなる。
結局、負担は同じなのです。
私もだんだんとそれが分かってきました。



それから、たくさんの人が「仕事がつまらない」「やめたい」と言う。
仕事がつまらないのはきっと、自分のやっていることが何に繋がっていっているのかよく分からないからだと思うのです。
次の世代のためにこの世界を良くするために、この小さな作業は必要な一つだ。と、思うことができない。

それは、「思惑」にあふれたプロジェクトの作業の一部を担わされているからで、それはいろいろと見えないようになっているから、だからはっきりとなんでつまらないのか自覚できないのじゃあないかと。
「世の中ってのはこんなものだ」「仕方ない」と思わされてしまっている。でもそれは思わされてしまっているだけなのだと思うのです。


何臆というひとの、小さな一つ一つが、いつのまにか大きな流れになっていく。


私は街に暮らして、役割もあり立場もあり、の人の、一番大きな意思表明は、なんといっても消費だと思うのです。
自分で作物を作れない環境にある街の人が、何を食べるか、何を買うか、というのは、自分の命や生活を助けてくれる誰を応援して誰を生かしていくのかということとイコールになっていて、
お金を払う瞬間に、投票ボタンをポン!ポン!と押しているのと同じこと。
その毎日の小さな行動の一つ一つがたくさん集まることでこの世界の力関係はなりたっているので、
それは例えばデモやら署名やらっていう特別なことよりも、圧倒的なものなのだと思います。

ニュースを見ていても、一部の人しか利用しないようなものでさえ、ちょっと何かあって人気がなくなったり売れ行きが滞ると、あっという間に大きな企業でもダメになってしまう。


話しがだいぶそれましたが、私はこの21世紀直前という自分の記憶にある時代に、日本がインドネシアへの抗議を他国とともに問われた時に、多くの国の「yes」に反して「NO」と言っていたこと、そしてものすごい額の資金提供をしていたということに本当にショックを受けたものですから。
それはきっと、エネルギー資源を確保するため、インドネシア市場を失わないため。

もっと手の届くところで、
人々がそれぞれの持つ力とお金を交換し合うような、
そんな、優しい思いや、愛情を目に見える形で渡すことのできる「お金」というツールをグルグルと回しあいながら、みんなが楽しく気持ちよく幸せに暮らしていけるような、
ミニマムでシンプルな輪の中でいたい。

そんなふうに思いました。



上映会の会場では、
きっと同じ思いを持っている、いいお店がいっぱい出店していて、知った顔にたくさんあってうれしかったです。
そして、棘のお客さんやら、
関わっている方やら、
仲良くさせてもらっている方やら、
何か見たことあるなって方やら、
そしてたくさん新しく知り合った方たちや。


映画の後のエゴ・レモスさんのライヴでは、
途中からみんなで一つの輪を作り、
足を鳴らし、歌を歌い、
本当に一つになるのを感じました。

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映画のなかで、東ティモールの輪になって足をふみならしながら踊るテベというものが出てきます。
足をふみならす度に、自分が今生きているこの土地を感じる。
それは踊りではなく、文化なのだと。

みんなで輪になって踊っている時、まるでそのテベのようでした。
名古屋のたくさんのみなさんと、
想いを同じにして、この土地をふみならす。

私たちは大地の子。

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映画は本当にたくさんたくさんメッセージをくれたけれど、今日はこのことにフォーカスして。

今回の上映会に声をかけてくださった皆さん、とくに大須の「珈琲じゅっぷん」さん、藤ヶ丘の「natural cafe
望」さん。
本当にありがとうございました。

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まだ観ていない方はぜひぜひ観ることをオススメします。
6/2 鳴海のlala naturalさんなど、この地域でまだまだ上映会はたくさん開かれるようですので。


当日は棘オリジナルブレンドハーブティを初披露したのですが、
映画の感想だけでかなり長くなってしまったので、
こちらはまた次回。
(「また次回」が多いよぉ…)



カンタ!ティモール 上映スケジュールはこちらから

 http://www.canta-timor.com/

























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まとめtyaiました【「カンタ!ティモール」 】
 昨日 5/17(木)愛知芸術劇場 大リハーサル室にて、映画「カンタ!ティモール」の上映会が行われました。     この「カンタ!ティモール」、日本中で沸き上がるように広がっているようです。大きな映画館でロードショー!!ってしているわけでもないのに、この?...
     
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