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薬草labo.棘は、この春6周年を迎えます。
Openしてから6年という時を経て、どんどんとクリアになるのは、「訪れる人にとって透明な力になりたい」という思いです。
前職、安曇野の山のふもとにある穂高養生園に初めて滞在した時に感じた、体中を透き通る光が流れていって、細胞が瑞々しく蘇るような、軽やかに明るく力を取り戻すような、そんな場所を作っていきたいという思いで2011年に棘を始めたのですが、
その透明な力はいったいどうしたら提供できるのか、試行錯誤の6年間だったように思います。

決してダイナミックな自然の力にあふれた場所ではないこの名古屋の住宅地で、決して特別な人間でもない私にできること。
この間にたどり着いた一つの確信は、「目を凝らせばすべてここにある」ということ。
住宅地の庭先に植えられた趣味の花壇の植物でも、
頂き物のどこにでもあるお菓子でも、
ただの私の手のひらでも、

足元を丁寧に見ていくと、そこには豊かな世界が広がっているということ。
まだとても丁寧に見つめる暮らしができているとは言えない私たちですが、気持ちの上では少しづつ、その境地に近づいていけたらなぁと、目指すものが定まって日々歩みを進めている毎日です。

そんな折、古い友人で素晴らしい写真家のオザキマサキさんが、昨年他界された「森のイスキア」佐藤初女さんの晩年を写した写真集をこのたび出されると聞きまして、もう瞬間的に「ぜひ棘で何か!」とお願いをしていました。

佐藤初女さんは、ご存知の方も多いかと思いますが、青森で森のイスキアという場所を作り、悩み救いを求めて訪ねてくる人たちにいつでも門を開き、食事を提供し、寄り添って話を聞き…その素朴なおむすびにたくさんの人が救われていったという方です。
私は10年以上前に観た「地球交響曲 第二番」という映画で初めて知って、とても心に残っていました。

それから長い間、記憶の片隅にそっとしまわれていたのですが、今、初女さんのことが急にとても心に響いて、著書をあらためて読んだりして、なんというか「出会った」という気持ちです。
肉体を離れて自由になられた初女さんが、棘にやってきてくれたような。

人や食べ物や、あらゆるものへ心を寄せることで、こんなにも大きな力を持ちうる、初女さんの生き方。
もう実際にお会いすることはできませんが、森のイスキアで初女さんと過ごされ、写真に写し取ってこられたオザキさんから伝えていただく機会をいただけることは本当にありがたいことだと思います。
写真集の出版でご多忙な中、棘のために時間を作ってくださいました。

3/5(日)スライドを使ったオザキさんのお話会と、そのあとにはみなさんで初女さんの祈りを込めたおむすびの作り方を私たちなりに学ばせていただきながら、おむすびづくりに挑戦をしてみて、そして食卓を囲むという会にしたいと思っています。
青森でも雪解けが始まるうれしい季節。
初女さんが人生をかけてコツコツと積み上げてこられた祈りと思いやりあふれる暮らし方を、ぜひこの節目にみなさんと学べたらと思っています。
初女さんを偲び、和やかで楽しい会になれたら。
どうぞたくさんのご参加お待ちしています。


無題



棘6周年記念 + 佐藤初女 写真集発売記念イベント

森のイスキア 佐藤初女さん 「こころ と おむすび」


3/5(日)
10:30~13:30ごろまで
・オザキマサキさんによるスライドを使ったお話会
・おむすびづくりに挑戦
・皆さんで食卓を囲み、いただきます
参加費 2000円 (おむすびの他におかず数種とお茶などご用意いたします) 
      未就学児無料 小中学生500円
当日は写真も持ってきていただけますので、イベント終了後はゆっくりと写真を鑑賞したり、オザキさんとお話していただけたらと思います。




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