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 改めまして
新年あけましておめでとうございます。

お正月をとっくに過ぎた16日ではもうふさわしくないのかもしれませんが、何しろきちんとご挨拶をしていなかったものですから。

今年、棘は5年目に入ります。
この先どんなことをしていきたいか、年の初めに静かに想いを巡らせていました。

今年はいつになく、勉強欲が高まっています。
今の私は、空(くう)に向かって手を伸ばしているような、そんなイメージ。

社会人になってから17年。
いくつも転機があり、その時その時の状況で感じた違和感を、じゃあどうしたらいいのか、
手を伸ばし、そして少しづつそこに近づいて行って、
そしてまた、感じ、考える。

私の場合、20代の後半、大地に足をつけて、自然のリズムの中で生きていくこと、
そして社会がそこから離れないように何かしらの貢献ができれば。
東京港区、野生もなにもない、いってみれば日本で一番の都心に暮らしながら、昼夜逆の毎日で、もっともっとを求める仲間との中で、
だからこそ、狂おしいくらい自然を求める思いが強くなって。

そして長野の山のすそ野での暮らしを経て、
いま、地元名古屋での棘に至ります。

長野で体にしみこませたその感覚を、名古屋の土地にひっそりと放つこと。
ここが名古屋の街の中での小さな湧き水の一つになれれば、
そう思って始めたのですが、
何しろすべてが初めて尽くし。
やらなきゃいけないことは山ほどあり、
エネルギーの配分もわからず、
右往左往、なんとかなんとか、で3年、という気がします。

そして4年目の2014。
棘という場所で放ちたかったけれど日々に忙殺されてできなかったあれやこれやを、
あうんのパートナーの存在によって、ようやく少しづつできつつあります。

2014年はアロマとハーブの講座をたくさんさせていただくことができました。
講座数は25回くらい。
ひとつの講座を曜日を分けて3回くらい行ったので、70回ほどにもなり、
振り替えも合わせたら80をこえるかも。

皆勤で来てくださった方が何人もいて、
本当に楽しかったといってくださる方、上の資格に挑戦することを決めた方、
本当に本当に感謝しかないです。

講座の内容を考えて、資料を作って準備して…の時には、時間とお金を割いてお申込みいただいているプレッシャーで具合が悪くなりそうなほどなんですが(事実、気持ちが不安定で旦那さんにはかなり迷惑をかけています、笑)。
当日講座が始まるともう、楽しくてうれしくて、
終わった後にはもう何とも言えない満たされた気持ちになります。

そして、人に教えることで、自分の知識や深さの輪郭がはっきりするので、
あぁ、もっともっとここを深めたい!
ここの分野も興味があったんだった!
などなど、いろいろ見えてきて、

それが最初に書きました勉強意欲につながるわけです。


いま、宮脇昭さんの1970年の名著といわれる「人間と植物」を読んでいます。
冒頭部分からもう胸が熱くなって仕方ありません。

いかにエコノミストたちがその繁栄を夢見たとしても、悲しくも人間は生物としての連鎖から外れては生きられない。

「人間は自然のリズムから離れては生きられない」
偶然にも、25回近くの講座を作ってみて、11月の講座で日本の森について、そして12月に女性の身体について、をテーマにした中で、最後の2回で行きついたのはこの言葉でした。

そして、年の初めに読んだ本に書かれていたこのメッセージ。
これはもう、45年も前から投げかけられているのです。

昨年あたりから、社会の空気がまた少しづつ変わりつつあるのを感じます。
自然のリズムから離れきった人たち、頭でものを考える人たち、
中枢で動かす人たちにその離れ具合が強く、そして多くなればなるほどに、社会の空気はこれからもまたどんどんと変わっていくんじゃないか、と、
正直かなりアンテナが震えて仕方ありません。

真に自然の中で自然のリズムで暮らすことを課して、田舎に移住しているお友達も多くあります。
その人たちを尊敬して、大切な学びを分けてもらい、
そしてじゃあ私のするべきことは。

地方都市という、圧倒的多数の人たちが暮らす、いわゆる「フツー」の場所の中で、どうやってこれからを作っていくのか。
食べ物、エネルギー、住まい、お金、
動物として、何があっても強く生き抜いていける暮らし方を、少しでも進めていけたら。
アンテナを広げて、様々な取り組みを楽しく見聞きして、
そして自分の小さな毎日の中で、違和感や反省や、そういったものと日々小さく向き合って、考えて、実践していく。

鍵は植物にしかない。
そう思います。
水や光、そして無機物から命を作り上げ、
そして動物よりもうんとうんと前から生き延びてきた植物たちと、
今年はもっとお話ししていきたいな、そしてその英知やリズムを身にまとい、生きるヒントを得られたら。そう思っています。

今年の講座のスケジュールの発表が遅れていますが、
次回の記事でお知らせしていきますね。

意気込みはすごいですが、私もまだ意気込みばかり。
想いを同じくするみなさんと、楽しみながら学びや気付きや共有をしていけることを楽しみにしています。

また、心と体が喜んで、そして力がちゃんと蘇るお料理作り、
それから今年もよい出会いのなかで、素晴らしいアーティストのみなさんとこの場所でともに開催するイベント。
いろんな分野で一歩づつ前進していきたいと思っています。

楽しい一年になりそうです。
どうぞよろしくお願いします。


長くなりました。


新年のごあいさつでした。

     


  薬草labo.棘  店主      原田美輪拝


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     元旦はバラの着物にバラの帯。今年はオシャレも楽しみたいです。

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     お正月二日は音ゆら整体のパートナー、NAO君たちと熊野へ。鬼が城から見た海と空が本当に輝いていました。


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新年のご挨拶がすっかり遅くなりました。

ちゃんとしたご挨拶は次回にさせていただくとして、
今年のおせちについて最初にご紹介しておこうと思います。

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2014年、たくさんの方に来ていただきました。
その締めくくりともいえるおせち、
今年は前回よりも限定数を増やしたのですが、締め切り日より前に完売となりました。
ありがとうございました。

ご予約いただいた方は、昨年に引き続きお申込みして下さった方、
2014年講座などでたくさん通ってくださって、心の距離がぐっと近づいた方、
遠方に引っ越しされてお久しぶりの方、
初めてお申し込みくださって、でも共通の知り合いがいることがわかってそんな話で盛り上がったり、

大晦日の日に、一人一人お顔を合わせてお渡しできたことがとてもうれしかったです。

また、配送も5個。
私の知らない土地に運ばれていくことを想像して、これまた感謝でいっぱいでした。

     


今年のおせちのポイントは、「安納芋の焼き芋栗きんとん」「菊芋の松風焼き風」「茶豆のフムス揚げボール」の3つ。かな。

安納芋は一手間焼き芋にしたらお砂糖なんて入れなくてもとってもとっても甘くなって感動!
本当はひつじ年だから栗を入れた芋羊羹にしたかったけど、寒天もいれたのに固まらずで急遽きんとんということに。

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松風焼きは、菊芋で何かできないかなと思い、鶏のナゲット風の食感をイメージして、ガレット状にけしのみを乗せて焼いてみました。

それから、珍しい乾燥の茶豆が手に入り、これを戻して炊いたら濃厚な味わいだったので、シンプルにフムスにしたものを揚げて、戻し汁の葛ソースで絡めました。

3日間お店に泊まり込んで、取り組みました。
あぁ疲れたと思っても、またキッチンに立って包丁握るとワクワク元気になってくるのは、きっとお野菜の力をもらえているのと、美味しものができてくる期待の食いしん坊パワーとによるのかな。不思議。

菜食のおせちは、定番の品目という枠の中で、自由にそこに向けてアイデアをひねれるところが面白い。

こうして機会をいただけたことに本当に感謝です。

来年は、重箱を包む風呂敷も草木染で素敵なのをお付けできたらな、
とか、こんなのを次は作ってみたいな、とか、
1年後をまた楽しみにしていますので、ぜひまた皆様にお渡しできたらと思っています。