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 暑いですね。

棘のキッチンは、風が抜けにくいので本当に暑い。
もう滝のような汗をかきながら、お仕事に励んでおります。


HPでは既にお知らせしておりますように、棘は8月1日から12日まで長い夏休みをいただきます。
ご迷惑をおかけします。

この間は、三重県美杉町で、岡田桂織さんのやられる三重・福島キャンプと滞在ネットワーク「のびのびサマーキャンプ」のお手伝いに行かせていただいたり、
あと、私の第2の故郷、穂高養生園に命の洗濯をしに行ったり、
どうしても毎年行きたい、清里のフィールドバレエを観にいったり、

の他は、ほとんど秋のアロマインストラクター試験に向けて講座を集中して受け、この試験が本当に難しそうなので、まとまった時間を作ってきっちり勉強したりといった感じで過ごします。

そして、夏休み中最後の週末は、とっておきのイベントを開催します。
ひとつは前回お知らせしました12日(日)の「私をみつめる水墨画&ヨガ」。
もうひとつは…



棘×みそら


「いのち育む 暮らしと家~土壁塗りワークショップ~」


豊田にたっちゃん、メグちゃんという夫婦がいます。
たっちゃんは畳職人でパーカッショニスト。棘の一周年でミナミナで出演してくれた彼です。
そしてメグちゃんは、「つきあかり」の名前でマクロのお菓子を作っています。棘でも最初の頃、妊娠する前は時々お菓子を届けてもらっていました。

     
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一周年のお祝いに持ってきてくれたブーケは、おうちの横の沢から摘んだワサビのブーケ。


ふたりは宮の空というステキな土地の名前からとって、「みそら」という夫婦ユニット名をつけました。
「みそら」は音楽を奏でたり、きっと他にも何かやりそう。


豊田、といってももうほとんど恵那に近いような山奥です。

山道をどんどん進んでいって、ポッと現れる小さな集落。
木立に守られたその集落は、平和で光溢れる、澄んだ空気を感じるところ。


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彼らはそこを自分たちの場所と定め、もう本当に一つ一つ自分たちの手で暮らしを作っていっています。
おうち、畑、仕事、
自然の中で、時間を自分たちの手のうちにおいて、暮らしを楽しみながら紡いでいっています。


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食の自給、
そしてソーラーによるエネルギーの自給、
そして最近、天ぷら油で走る車を作ってもらって、ガソリンの自給にも取り組んでいっています。


それから、命。

今年の冬、彼らは一人目の子供を自分たちのおうちで夫婦二人だけでとりあげました。

命を生み出すという一番大切なことを、自分たちの暮らしの中で、自分たちの手で。


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そんな彼らのおうちを1年ぶりに訪ねて行ったら、お台所が素晴らしく生まれ変わっていました。
壁から天井まで土壁に塗り替えられ、オクドさんが作られ、
そしてそのかまどの熱が通るところにベンチが作られています。


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そこは本当に包まれているような、生き物の中にいるような、そんな特別な空間になっていました。

棘の2階のアロマの施術室。
ここがもしこんな空間だったら…受けてる人も施術する私も、心から気持ちよく身を任せられる場所になるんじゃないか。
その想いから、彼らに依頼をして、土壁塗りを教えてもらうことにしました。


土壁塗りというのは面白いと思います。
まず土を練るところから始まるのです。
今回の土は、二人のおうちの近くの山の土を掘ってきてくれます。そして、棘の土もちょこっとになるだろうけどこれも混ぜ込もうと思っています。
それに、藁やら何やらを混ぜて、壁に塗っていくのです。

これを自然素材といわず何と言うか…。


こんなチャンスはなかなかないので、ぜひ興味ある方に集まっていただいて一緒にやれたら楽しいなと思いまして、ワークショップ形式にしました。

土壁を教えてもらって実際に塗り塗りすること。
そして、
彼らのこの一年の暮らしを作っていった軌跡を、スライドを見ながら話してくれます。

自宅出産の話。
赤ちゃんの命はもちろん、お母さんの命、お父さんの命、
きっと全てと向かい合った体験。

土壁はもちろん、
これからの時代にどう生きるのか、暮らすのか、
そして家族のあり方についても、
彼らが先だって取り組んでくれていることは、古くて新しい、とてもとても重要なことだと思うのです。



定員はだいたい10人くらいかな。

きっと楽しくて心に何かを残してくれる、そんなイベントになると思います。


8/11(土)  10:00~ 夕暮れ頃まで

ワークショップ代2100円
(お昼ごはんは棘からおにぎりとお汁もの。そして、みそらの畑でとれたお野菜を使ってシンプルなおかずをちょこっとお出しします。何か持ちよりたい方大歓迎。でも手ぶらでももちろん大丈夫です。)

持ち物: 軍手、 汚れてもいい服装(ただしカッパなどを上から着る作戦は相当暑いと思います。)


①説明
②土を練ったり藁を切ったり、土壁の準備
-お昼タイム-
③壁ぬりぬりスタート
-お茶タイム-
④お山での暮らしのお話し&スライド
⑤みそらミニライヴ(たぶん初披露だと思います!!)

お楽しみに。



みそら

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2011年より愛知県にある山村で
古民家を再生・
自然農畑で作物を作りながら
暮らす3人家族。

木と共に
火と共に
土と共に
水と共に。。。
自然からの恩恵をいただき
持続可能な
日本古来の丁寧な暮らしを目指す。

日々の暮らしから感じる想いを
表現しシェアします。

2012年1月に
夫婦2人きりでの自宅出産を体験し
命の素晴らしさに目覚める。

ブログ http://ameblo.jp/tu-ki-a-ka-ri/





ご予約は棘まで。
052(753)4967
yakusoulabotoge@live.jp
お休みに入りますと電話がつながりにくくなります。留守電に入れていただくか、メールの方が確実です。






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 長く続けていくことの意味 といったことをよく言ったりしますが、

例えば、「お店という場所があり続けることで、そこを新しく知る人が生まれ、そして新しい出会いがある」ということもあるかもしれませんし、
また、「うまくいかなくてもコツコツとやり続けていたことで、ある日突然できるようになる。」いわゆる技術のブレークスルーというようなこともあるかもしれません。(私は学生時代はヘッポコですが器械体操部だったので、これはすごく実感があります。ある技を、できないできないと思いながら毎日毎日やり続けていると、ある日ふとできる瞬間が来る。そしてできてしまったらなんでできなかったのかもう分からない。なんどやってももうできるという不思議。)

長く続ける意味をそんなことかなぁと思っていたりしていたのですが、

別の意味での、続けることの素晴らしさを最近感じています。



それは、お互い成長していくということ。


私は水墨画家の田中芙弥佳さんとは、本当にオープンして数日後に近所のカレー屋さんで隣り合って座ったということがきっかけで知り合いました。
そして、棘を好きになってくれて、私もまた芙弥佳さんの作品。今まで見たこともないような絵画作品にすっかり魅了されてしまい、6月に個展をしてくれて、その後はずっと水墨画教室を開いていてくれて、もう棘に芙弥佳さんは欠かせない人物になっています。

     
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そしてヨガの美紗さん。
美紗さんは、芙弥佳さんが紹介してくれました。
棘がオープンして1週間くらいの頃(今思えばずいぶんすぐにやったものです。)初めてのイベントを企画しました。
それはたまたま埼玉から私が本当にいいと思っているヨガインストラクターのお友達が来てくれるから、どうしてもこのチャンスに名古屋の皆さんに受けてもらいたいと、単発でヨガレッスンを開いたのです。

それに参加してくれた芙弥佳さんが、ここにすごく合うと閃いて、彼女が尊敬するヨガインストラクターの美紗さんを紹介してくれたのです。
そして、インドに勉強に行っていた半年を除いて、ヨガのクラスを棘で定期的に開催してくれています。


     

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私と、芙弥佳さんと、美紗さん。


私は棘を始めたばかりで右も左もわからずで。
芙弥佳さんは、絵だけでやっていくんだと決意を固めたばかりで。
そして、美紗さんは秋からインドにしばらく行くことを決めていて。

そんな3人は、それぞれ、この場所で求めるものを形にしたいと、この1年半やってきたのです。

1年半なんてわずかな時間みたいだけど、新しいことを必死にもがいてやってきた1年半は、振り返ればたくさんたくさんの階段を上ったんだなって思います。


芙弥佳さんの描く人物や動物はますます澄んだ存在感を増し、
美紗さんのヨガも、半年のインドを経てあらゆるものがそぎ落とされ、もはや他の誰にも真似のできない自分の芯を確実に整える、そんなヨガに進化していますし、

そして、私の作るお料理や場所の空気もきっとすこしは成長しているでしょう。

同じくらいの年代で(なんていうのはちょっとずうずうしいですね、二人はもちょっと若いです。アハ。)
イメージと熱意だけは山のように抱えていた私たちは、
きっと時を経て、すこし、すこし、登ってきたように思います。


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そして、分野は違えど、きっと目指していることは同じところにあるのかもしれない。

そんなことが見え始めてきました。





 私をみつめる 水墨画&ヨガ。

絵を描くことは、ただうまく描けるようになるため、ではなく。
ヨガをすることはただストレッチされて身体がほぐれるため、ではなく。

どちらも自分を見つめること。

意識の上では気づいていない自分を、
絵を描くことやヨガをすることは、引き出してくれます。

それは、芸術の力でないと引き出されない種類のものなんだと思うのです。


それが見えてきた今、
「私をみつめる」という、一番の目的にもうダイレクトにフォーカスしてしまい、
そこに近づくためにヨガと水墨画とを合わせたイベントをしたい。と、二人が企画しました。

二人はたくさんたくさん語り合って、そこの部分がきっちり共有できているから、
それぞれでは足りないところを掬いとりながら、素晴らしいコンビネーションで参加した方の化学変化を起こしてくれるのだろうと思います。

芙弥佳さんの水墨画と、美紗さんのヨガと、棘の空間。

ずっとここでやってきたからこそ今できうる、そんなスペシャルな会です。



私は大人になってから今まで東京や長野に暮らしてきて、驚くくらいの力と魅力を持った人物にたくさん出会ってきたので、15年ぶりに名古屋に戻ることになったはいいけれど、
「人の中で生き抜く」東京や、「自然の中で生き抜く」長野と違い、名古屋はただの保守的な一地方都市なんじゃないか。
というようなイメージしか、正直持っていませんでした。
でも、そんな私は、この1年半でいろいろな人に出会い、そのイメージが全く間違っていたと驚いています。

名古屋には素晴らしい人がたくさんいます。
場所は関係ないですね。

芙弥佳さんと美紗さんは、本当に力のある表現者であり導き手です。



ぜひご参加下さい。





私をみつめる 水墨画 & ヨガ


8/12(日)17:00~ 5000円(食事つき)


テーマは、「自分を知ること」


まずはヨガを通して自分を見つめやすい状態へと整えて、
そのまま しばし黙々と水墨画で自由に紙に なんでもいいので 写し出してみてください。
水墨画が初めてでも大丈夫です。
「何かをうまく描くこと」が目的ではなく、濃淡の炭の色、滲み、紙にのせながら味わってみるというような感じだと思います。
その後、ヨガのお話、水墨画のお話、心のお話し、意識のお話、
引き続き 絵を描きながら、自由に雑談しましょう。

最後には、ヨガのレッスンの後、感覚が鋭敏になっているときには、身体と心に優しい静かな食べ物を取り入れて欲しいよね、
という3人の思いから、それに合わせて棘からお食事をご用意させていただきます。


定員は、6名。


お問い合わせ、ご予約はこちらまで

棘 
052(753)4967 
yakusoulabotoge@libe.jp
*定休日は電話は転送されませんので、留守電に入れていただくかまたはメールでお申し込みください
  



 バーンロムサイ展、大成功に終わりました。

 みなさまどうもありがとうございました。


 デザインと質の良いものたちのお買い物を楽しんだり、その奥にあるタイのHIVの現状に思いをはせていただいたり…。

 バーンロムサイはその入り口であるプロダクツの良さがまずあって、そしてチャリティのあり方、孤児院のあり方、そして、タイ社会、日本社会、世界を覆っている経済やそれに伴う人間のストレスのゆがみなんかにまで通じてくる、
ミクロからマクロまで見通せる、そんなプロジェクトじゃないかなって思うのです。


 前にもちらりと書きましたが、以前私が顔を出した六本木のイベントでは、ちょうど映画「闇の子供たち」が封切られていたころだったということで、監督の阪本順治氏のトークイベントなんかも行われていました。
私はトークイベントは参加できなかったのですが、タイでの臓器売買や、幼児売春なんかのことをそこで初めて知って、原作本を読みました。
この本、作者はあの「血と骨」の梁石日さんということもあり、かなり衝撃的で、今でも迂闊にはページをめくれないなという思いです。
レヴューを見ていても、血と骨同様、賛否両論。
生理的に受け付けられないという人も多いようでした(その気持ち分かります)。

     
     闇の子~1


闇の世界のことは、衝撃が強く、本当に何とかしなくちゃいけない大変なことなんだけど、でも今目の前に見えてる世界とあまりに繋がらないので、本当なんだろうかと信じなかったり拒否したりする人がいるのもよく分かるし、実際私も目で見たわけでないので分からない。

森達也さんが、ドキュメンタリーの難しさについて、撮る人間の主観を省くことは厳密には不可能と言っているけれど、
何かを伝えるときに、主観が必ず混じるために本当の意味での真実とは言えないし、
だとしたらそれは作者の表現ということになるのだけれど、
表現は感情を伴うので、受け取る側の何かを必ず揺さぶる。
それが人を救うこともあれば、傷つけることもある。

限りなくドキュメンタリーであったとしても。

だから、表現した先に起こるであろう受け取った人の混乱は、もう覚悟の上で、やっていくしかないんだろうなと思います。
そうじゃなきゃ何も表現なんてできないし、表現なくして人は社会で生きられないと思うので。

それはこんな闇の世界の衝撃的な内容だけでなく、日常的にある小さなことでもすべて。


梁石日さんという人は、きっと全て引き受ける覚悟を持ったうえで、こんなテーマを発表しているのだろうと思うのです。
そしてそれは素晴らしい勇気だと思います。


社会問題を扱う人は、複雑な立場にいる人を傷つけてしまう可能性があるということ、
そして、目をそむけたい人は、事実と異なる小さな部分を突いてきっと批判してくるだろうこと、
おまえはそんなに偉い人間なのか、正しく生きているのかとそういうことを言ってくる人もいるだろう…。
そんなことすべて想定したうえで、
でも、仕方ないんだではなくて、解決への一歩を踏み出さなくちゃいけないという、使命感なんだと思うのです。


そういえば、バーンロムサイ展の会期中、私は不思議な夢をみました。
子供の私はお友達と土手を自転車走らせていて、土手の坂をうまく下りられず、ブルーシートのかかっている穴に落ちてしまった。
そうしたら、その穴はセシウムの穴だ!ということで、私たちがおちたことで煙がもくもくと出てきて大変だ大変だと大騒ぎになる。
(セシウムがこんな炭鉱みたいなことなんだと夢の中で驚いていのですが。)
そして、それが世界が変わるすべての始まりだった、みたいな内容でした。

朝、こんな夢を見たんだよ、と春ちゃんに話していて、
春ちゃんと「まるで山崎豊子さんの小説みたいだね」って。
そして、山崎豊子さんが今現役だったなら、この原発のことをどう思ってどんな小説を書くんだろうね。と。

キヨシローさんが生きてたら。と、今たくさんの人が口にしています。

そして、山崎豊子さんがまだ書いていたなら(案外今もバリバリ実は書いておられるかもしれませんが…)。



その勇気に改めて敬意を払って、
それをうけて私たちもどう生きていくのか、ちゃんと考えていかないと。
と思うのです。


暑くて脳みそがとろけそうな夜、
そんなことを悶々と考えたりしていました。




バーンロムサイ展

折り返し地点に来ました。


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いろんないろんなものがあるので、みんなワ~って心躍る。

ゆっくり見て、きっと楽しいと思います。




会期前日の12日から連休明けの16日まで、バーンロムサイスタッフの春ちゃんが在廊してくれていました。


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春ちゃんも、みなさんにご紹介したいステキなお友達の一人。

長野の穂高養生園で、まったくの同期で一緒に働いていたお友達です。
松本駅に待ち合わせで、どうも初めましてと挨拶をして、一緒にお話ししながら電車にゆられて養生園の門をくぐった仲です。
それからたくさんの人に出会ったけれど、やっぱり一緒にあそこでの暮らしや仕事を一緒にスタートさせた仲というのは、特別です。

彼女は養生園で働く前はバーンロムサイのチェンマイの施設で一年間ボランティアをしていました。

私は彼女を通してバーンロムサイというものを知ったのです。

そして、ほぼ同時に養生園を卒業して、私は名古屋でお店を始め、彼女はまた、バーンロムサイの逗子の事務所や鎌倉のショップで働いています。


とってもスマートで思いやりがあって、そしてキュート。
会ってお話しできた方はラッキーでしたねぇ。
私も久しぶりに長い時間一緒に過ごせて楽しかったです。


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夜はみんなでご近所ホジャナスレッディンへ。新メニューのジンジャーァロエールに大盛り上がり。楽しかった。



湘南ガール春ちゃんはとにかく名古屋の暑さと湿気に目を丸くしていました。
そして、初めての名古屋での展示会。
鎌倉とはまた違って、きれいで柔らかい色のリネンなどのお洋服が人気なのにも驚いていました。
名古屋の人(というか、棘のお客さま方)は肌触りの良いでシックなものが好きなのかな。って。

だとしたら、バーンロムサイのものはまさにで、
アジアのファブリックの気持ち良さがありつつ、日本人に合わせたデザインと質の良い縫製で、
きれいに着られるものばかりで、すごくお勧めできます。

     
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ラフなんだけどズルズルっと汚なくみえない、絶妙なものばかりだなと私は唸っております。


春ちゃんに聞いたところによると、最初タイ人の縫い子さんたちにデザインやパターンを渡したところ、あまりの細かさや手の込みように「無理無理」とみんな拒否してやってくれる人がいなかったそうなのですが、取っ組みあったやりとりを重ねて、タイ人の縫い子さんたちも負けん気に火がついて、すごく成長していったのだそうです。

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バーンロムサイ展、あと4日。
22日までです。


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人気でもう残りわずかになってしまったリネンのタイパンツや、新しくスカート、そして早々に売り切れてしまった代表の名取美穂さんの半生を綴った本も、明日には追加で入ってきます。

ぜひ遊びに来てください。

そして、以前からお伝えしていますように、この展示期間中のランチは、
棘風タイカレーというなのベジのタイカレーをお出ししています。
めったにやらないカレーですので、こちらもお楽しみに。


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(平日は要予約)




夜から明日にかけて強い雨、との情報ですが、今のところ静かですね~。

でも、明日はきっと降ると思いますので、明日の棘の畑塾、ご予約いただいた方には中止のお知らせさせていただきました。

意外と今日の夕方雨がなかったので、明日の代わりに畑を見に行ってきました。

最近忙しくってあまり行けていなかった…。


そしたらば、ハーブが育ってお花をつけていて、ミニトマトやナスが実をつけていました。
(草もいっぱい伸びていて、ちょっと見に行った無防備な格好のまま夢中でしばらく草取りをしていましたら、蚊に15か所くらい刺されて泣きそうになって退散しました。)


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ダブルフラワーカモミールという珍しいカモミールが可愛い花を咲かせていました。

 
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手前はタイム・マストキナ。
今日アロマのインストラクターのレッスンで、ハーブウォーターの化粧水作りをしたのですがそれでもこれのウォーターを使用しました。棘の畑には八ヶ岳のサムデイさんで苗を買って植えてあるのです。もう少し育ったらウォーター作りしたいな。



     

ナスは、棘がお野菜をいただいている手と手農園さんから、作りすぎた苗というのを2株分けてもらって植えたものです。
きっと手と手農園さんが見たらビックリするほどちんまり育っているだろうと思いますが、でも、おナスがなってうれしいな。


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手と手農園さんといえば、先週届けていただいたお野菜の箱に、新聞が5冊入っていました。
この新聞、東海愛知新聞というローカル紙で、これに手と手農園さんが5回にわたって連載記事が載ったのだそうです。
いつの間に…。

お茶を入れてじっくり読ませていただいたなら、これが本当にいい文章で。


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なぜお百姓になろうと思ったのか、そして岡崎で畑を始めた時のこと、彼らが以前働き学んでいたアジア学院という場所でのアジアアフリカからの留学生たちとの日々で学んだこと、そして、生きること、食べること、

棘も、手と手農園も、震災の頃にちょうど準備をスタートしています。
それぞれ混乱の中で悩みながら進んできたけれど、
「台地はまさにアースとなり、土に触れることで心の中のざわざわが少しづつおさまっていった」というところには、私も胸が熱くなりました。

百姓になろうというのは、一番生きることの本質に近い、最高にかっこいい選択だと改めて思いました。


棘にありますので、読みたいかたは。



さて、前回バーンロムサイ展のお知らせとともに募集しました、ポラリティセラピーですが、
大変大変反響が大きくて、
ブログを夜中にアップして、もうその日の午前中には予約で埋まってしまいました。

その後お問い合わせいただいた方、大変申し訳ありません。

彼女はみなさんの声があればきっとまたチョコチョコ来てくれると思いますので、
私もぜひまたチャンスを作って、たくさんの方に受けていただけるようご案内をしますね。

ありがとうございました。

そして、今回ラッキーにも受けられた方はぜひぜひご感想を残していただいて、みなさんにお伝えできたらいいなと思っています。


というわけで、

明日は午後からバーンロムサイ展の搬入です。

午前は恵みの雨で、一休みもらったので、
ゆっくり休んでよい展示になるように元気に頑張りますね!






 前回に引き続きまして、13日から始まるバーンロムサイ展のお知らせです。

バーンロムサイから今回並ぶものの写真が少し届きました。

     
     古布長財布


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まぶしいタイのおひさまの、気持ちの良い風が吹いてくるようです。

「おしゃれも応援になる」

っていいですね。


そしてもう一つ、バーンロムサイには

「泊って応援」というのもあります。

みなさま「プール」という映画をご覧になりましたか?加瀬亮さんとかもたいまさこさんなんかが出ていたやつです。
私は…実はまだ観ていないので何とも言えないのですが、これのロケ地になっている気持ちの良い建物。
ここはバーンロムサイの運営する「hoshihana village」という小さなゲストハウスです。
私はここに行きたくて仕方ない。
ここに泊ったことのある方に話を聞くと、本当に気持ちがよいというものですから。

  



 

私たちは無条件に楽しくて、うれしくて、それが応援になる。

そして子供たちは、
HIV保持者であっても親を亡くしても、それはイコール不幸ということではない。
お薬は飲まなくちゃいけないかもしれないけれど、気持ちの良い場所で、愛情のある人達とふれあって育っていって、未来を楽しく思い描いていける。

バーンロムサイはそんなところだと思いいます。

ぜひHPを見てみてください。

 バーンロムサイHP http://www.banromsai.jp/

そして、ここを作った代表の名取美和さんの半生が綴られた本、「生きるって素敵なこと!」という本も、私はとても楽しくて読み応えのある本だと思います。
これも、展示に並ぶ、かな?並んだらいいな。

好き勝手破天荒に生きてきた美和さんが、どうバーンロムサイにたどりついたのか、この方だからこそバーンロムサイはステキなんだなって、すごく納得がいっちゃいます。

  http://www.amazon.co.jp/%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%A3%E3%81%A6%E7%B4%A0%E6%95%B5%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%A8%EF%BC%81-%E4%BD%90%E4%BF%9D-%E7%BE%8E%E6%81%B5%E5%AD%90/dp/4062120968/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1341849106&sr=1-1




このバーンロムサイ展を紹介してもらうので、思いがけずラジオに電話出演することになりました。
14日(土)の11:00~13:00、東海ラジオ 兵藤ゆきの「ハッピーにゆきね~!」という番組です。
このなかで10分くらいお話しします。
もしお時間ある方は聞いてみてください。
*そして、10分くらいランチを中断する形になり少しご迷惑をおかけするかもしれません。よろしくお願いします。



そしてそして、もう一つお知らせ。

前回もちらりと書きましたが、
棘をよくお手伝いしてくれている、カナザワエミさんが、
本業であるポラリティというボディワーク(整体のようなもの)の施術をしに期間中来てくれます。
日にちは16(月・祝)と17(火)。

ポラリティに関する説明は、以下のエミちゃんの紹介文をお読みいただきたいのですが、
私はこのポラリティに含まれるクレニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)という施術には以前から興味があって、数年前に基礎の講習を受けたことがあります。

クレニオセイクラルは、
「身体の表面ををやみくもに揉みほぐす」というのでもなく、「気やエネルギーの流れを」というのでもなく、
カイロなどの3大手技療法の一つであるオステオパシー(骨病学)の流れから来ているものなのです。
解剖整理に則って、末端のトラブルを大元である頭蓋のわずかな動きを助けてあげることで、髄液の流れを整えていく。
筋肉など体に負担がなく、そして根本だけをピンポイントで整えていく。
これはとても理にかなっていて、身体を確実に整えることができると思っています。
私は今は本格的に勉強しに行く余裕がありませんが、とにかく感覚を自分のものにするのも大切と、基礎講座で学んだことを日々のアロマの施術の中に取り入れながら、少しづつその感覚を磨いていっているところです。

彼女はそのクレニオセイクラルを何年もかけて本格的に修得し、それを用いたさらにもっと幅広いアプローチのできるポラリティに今取り組んでいます。

日本でなかなかこの施術をする人は少ないと思いますので、ご興味を持たれた方はぜひに。







以下、エミちゃんからの紹介文です。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ポラリティーセラピー

今回はケーススタディを取るために、ポラリティ(クレニオセイクラルも含む)の施術を受けてくださる人を募集しています。


モニターということで、期間中は1セッション4200円でさせていただこうと思います。時間は1時間半前後で考えています。
一日3人までで予約を承りたいとおもいます。興味のある方は是非是非ご連絡お待ちしています。


   16日(月・祝) 11:00~・14:00~・16:30~

   17日(火)   11:00~・14:00~・16:30~


ご予約は棘まで、
 tel 052(753)4967
mail yakusoulabotoge@live.jp
*水・木の定休日は電話が転送されませんので、留守電に入れていただくか、メールでしたらいつでも見ておりますのでそちらの方にお願いします。

宜しくお願いします。




ポラリティーセラピーとは…

1940年代にアメリカ人医師、ランドルフ・ストーン博士により発展した代替医療です。心と体と精神、そしてスピリチュアリティー(人間の霊性)を一つの生命体と捉え、それらが調和しエネルギーが自由に流れている状態(健康状態)を目指します。
人間関係や自分自身に悩んでいる方、肩こり、腰痛、疲労、不安感、不眠、神経痛、自律神経系疾患、ストレス、胃腸障害…など慢性的な症状を持つ方にも向いています。
☆動きやすい恰好でお越しください。
セッションでは、最初に椅子に座りながらお話をします。その後、服を着たままマッサージベッドに横になって頂きます。その中で、人生においても、肉体・感情、スピリチュアルな面においてもブロックになっている根源的な部位へのアプローチを丁寧に行っていきます。
ユニークな方法で、エネルギーの流れとバランスを整え、真新しく自然体でいる自分を取り戻す事を力強くサポートしていきます。(医療行為ではありません。)
初めて受けて頂いた方の感想は人それぞれなのですが、多くの方の声に、広がりを感じた。寝ているか寝ていないかわからない感じで不思議な感じ。内側がすっきりした。心地良かった。などなど。。。中には好転反応で痺れ、痛みなどを感じる方もおられますが、それも大体は身体が良くなろうとするプロセスの一部です。


もし、質問などがあれば一度ご連絡下さい。
宜しくお願いします。

連絡先:カナザワエミ
e.wa.wa.wa.o-o.55@i.softbank.jp



 自営業になってから、お金との付き合い方がまるで変わりました。

今まで私は、組織の中でお金をもらう立場にいて、お金は仕事の内容などによって既に決められた額を受け取って、そのなかで自分の生活を作っていく。
つまり、お金を生み出そうというところには全然関わっていなかったわけです。


それが、自営業になってからはまるで変わりました。
一つ一つ値段を決めていくことが必要で、
その時にはありとあらゆることを考え合わせなければいけない。

お金は価値の尺度であって、がんばりをどの程度とするかであって、
いろんなバランスを数字に落としていく作業。


たとえば「滅私」とか「すべて与えてこそ」とか、美しい言葉が世の中には飛び交っているけれど、本当に自分が0%では生きていかれない。
そのバランスもとりつつ、できるだけ関わる人のがんばりに対して正当な報酬を生み出せて、その人が健康で幸せで、その素晴らしい活動を長く続けていけるようにしていけたらと思ってはいるけれど…。


「チャリティ」という言葉。この言葉は魔法のように思考を停止させる言葉だと常々思ってきました。

立派な活動に対しては、自分の状況がどうであれ、時間やお金を捧げなくてはいけないような、そんな気分になってしまう。


3.11がおきた時、私はちょうどお店のオープン準備を始めるところでした。
震災に対してたくさんの人が寄付やボランティアをしていました。

私は手元にはこれからのために少しまとまったお金を用意している。
でもこれから新しいことを始めようという、先の何も見えない状況の中では1円だって大切にしておきたい。
とはいえ、震災ですべてなくした人からしたら…という葛藤につぐ葛藤で、結局ほんのわずかを寄付に回したのみ、
オープンは自分で決めたオープン日なのだから延期して時間を作ってボランティアに行くことも自分次第だったのだけど、それもせず、予定通りオープンしました。

それが良かったのか人情がないことだったのか、分かりません。


「自分をまず大切に」という言葉と「自分本意」という言葉のはざまで、私はいつも苦しみながら一つ一つ決めていっているように思います。



前置きが長くなりました。
前置きが長くなったので、きっとバーンロムサイ展のご案内も一回じゃ収まらなくなっちゃいそう。


私は2008年に、六本木で行われた
「第7回バーンロムサイ Under the tree展  10000匹のチャリティ・ベア…ぼくたちの伝えたいこと…」
というイベントに参加しました。

   
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バーンロムサイとは、タイ・チェンマイにあるHIV感染孤児の生活施設で、そこで将来の自立を目指し、いろいろな手仕事のものを作っているのです。
いわゆる、「孤児院のチャリティ」。
なんだなっていう、そのくらいの認識で足を運びました。


広い会場に入ると、
天井から床までくまくまくま・・・・
いろんなくまでいっぱいです。


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わぁ・・・!
って胸が躍りました。

このいろんなくま達は、ベースのクマの人形をバーンロムサイの施設で手仕事で作っていて、それに、この活動に参動した方がお洋服や刺しゅうや思い思いの飾りを施す。
それを訪れた方は好きなものを選んで購入し、おうちに連れて帰る。
というものでした。


     

ベースはシンプルなクマさん。
そして飾りもけっしてプロの方ではない方たちによるもの。
でもいろんなものがあって、会場で一つ一つ見ているだけでも楽しいし、
想いがいっぱいつまっている。
というか、想いだけがこのくまを素晴らしいものにしている。


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そのイベントで10000匹の中から選んだ3匹をおうちに連れて帰りました。そのうちの1匹。車でいつも揺れています。




企画を考えた人、
参動してお洋服を縫ったたくさんの人、
そしてたくさんの中から選んで連れて帰れた人、
誰もスペシャリストなんていないのに、全ての人が楽しんで喜んで、そしてどういう目的で作られたものかしっかり分かった上でお金が回っていく。



そしてその楽しさの隣には、現実の厳しさを伝えていくこと、
パネルでバーンロムサイの子供たちのことが伝えられていて、
また、タイの幼児買売春の映画「闇の子供たち」の監督の方のトークショーなども同時に行われていました。

そして、別のお部屋に入っていくと、バーンロムサイで定番として作っているお洋服や小物達。
タイの古布を使ったバッグやお財布は、ものすごいクオリティの高さで、私は店ごと買ってしまいたいと思ったほど興奮してしまいました。

このイベント会場を出る頃には、チャリティというものにたいしてこんなにも納得のいくものを見たのは初めてで、私は本当に感動して熱くなっていました。


「運営資金を寄付だけに頼るのではなく、自活していく道を模索していくこと、
そして、子供たちにお金はどこかからか沸いてくるのではなく、働いて得る姿を見せること」
 
チャリティなんだからお金出してよね、ではなく、お金を出してくれる方がそれ相当の喜びを受け取ることができるということをきっと考えられているのだと思うのです。

誰だって生きていかなきゃいけないのだから、余っているお金などないのです。
そのことをちゃんと大切に考えてくれている。
そんな気がして。


犠牲とか、奉仕とか、我慢するのではなく、全ての人がハッピーに。

私は、自分にできることをしてお金をちゃんともらって、そしてそれを自分の生活と、誰か困っている人のために使う。
という、人が日々おこなっている経済活動はすべて暮らしを巻き込んだチャリティだといえると思うのです。

だから、ことさらにお金の性質を分けて考えなくとも、
ちゃんと働いてお金を得て、ちゃんと使っていけばそれでいいのだと今は思っています。


そんなこれからの経済活動のあり方の、一つ抜きに出たモデルを、このバーンロムサイは示してくれていると思います。


バーンロムサイ。たくさんのカワイイものやステキなものを満載で、棘に来てくれます。




バーンロムサイ展 

7/13(金)~22(日) 11:00~18:00
会期中無休  期間中のお料理は、棘風タイカレー(ベジ)のランチをご用意しております。

*また、16(月・祝)・17(火)は特別にエミちゃんがポラリティ・クレニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)の施術をしに来てくれます。詳しくは次回。



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バーンロムサイのご紹介をしようと思っていたのに、すっかり固い文章になっちゃいました。

次回はバーンロムサイってどんなところなのかご紹介をしますね。今回はただの私のバーンロムサイに対する想いでした。


バーンロムサイ HP http://www.banromsai.jp/





     

二日の日程を終え、私はNARDのみなさんとサヨナラして、一人懐かしの茅野に残りました。

棘の一周年で健康弁当を出展してくれた、「おいしい家」のノリちゃんのおうちにお泊りをして、
それからサムデイさんと酒井さんを訪ねるという計画。



おいしい家さんはお弁当の配達だけでなく、曜日を限って食堂も始めるそうで、今は猛準備中。
その広い建物や、広いお庭。
気持ちがいい。

できたてほやほや。ノリちゃんの力作。おいしい家さんのご案内がわりの絵本です。
さすがさすが。すごくかわいい。

     
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こちらはお庭の草刈り用に借りているのだという子ヤギのメー子とチー子。
おいしい家さんの看板娘です。


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ヤギを飼うのは私の夢。
ウキウキとお掃除などさせてもらって至福至福。


ちょうど、これまた一周年でピアノ即興を披露してくれた岸すみこさんも遊びに来ていたので、一緒にサムデイさんのところまで。

サムデイの板村さんは、ハーブ苗の育成と販売のほか、清里の清泉寮のお庭を手掛けたり、高校生とミツバチプロジェクトをやっていたり、数年前の映画「西の魔女が死んだ」のおばあちゃんのハーブのお庭を監修されたり、幅広くハーブのお仕事をされている方です。
ひょうひょうとした自然体の姿はとってもいごこちが良くて楽しくて、私は大好きな方です。

   サムデイ  blog http://ameblo.jp/someday1998/


まずは、午前中は「この街学園」という、知的障害者の通所施設で仕事してるから良かったらおいで。とサムデイの板村さんにお誘いいただいたので、足を運びます。

この街学園は、見晴らしのいい丘の上にあり、広いハーブガーデンが作られています。
活動の中心にハーブをおいていて、利用者の皆さんとハーブガーデンの手入れをしたり、サシェなどのクラフトを作って販売したり、精油をとったりもしているのだそうです。

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今この辺りではあと少しでラベンダーが咲くよ。というところ。
咲いたら見事だろうなぁ。

ルバーブも大きく大きく育っていました。
すっぱい梅のようなジャムになるルバーブ。
涼しいところでないとうまく育たないようで、長野ではあちこちで育てていて、道の駅などでも見かけていたものでしたが、名古屋は無理だろうね…とのこと。残念。

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茎を大きくするために、春一番にむくむく育ってくるつぼみは早く摘んでしまいます。
でも、この花がまた素敵なのです。
花を見るか、茎を収穫するか。毎年悩んでいたものです。


大きく育っているルバーブを少し分けていただきました。
少しだけど戻ってジャムにしたら、これはあまり紅くない種類だったので色はそこまできれいではないですが、すっぱくておいしいジャムになりました。

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それからサムデイさんの畑へ移動して、ハーブ苗をいろいろ買わせていただきます。
なかなかそこいらには売っていないハーブもたくさん育てていて、
しかもすごく丈夫で元気ないい苗なのです。
お野菜でもそうですが、苗が元気に育つかどうかは、もうまず最初の種や苗が元気かどうかにかかってくると思うのです。
サムデイさんの苗は、すごく元気。

     
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おいしい家さんには子ヤギがいましたが、サムデイさんの畑には大きな羊。
フタバちゃんです。
小屋から出してもらったら一心不乱に草を食べていました。
カワイイ。

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その後、サムデイの板村さんにten to tenというお店に連れて行ってもらいました。
ちょうど一年前に私が板村さんを訪ねた時、たまたまten to tenのジャム子さんも来ていたので初めてお会いして、ぜひお店来てください~と言われていたのでした。

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そして、全く偶然に、
私が棘のお庭の水捌け工事をお願いした「いやさか」の酒井さん、彼がお庭の環境改善のお仕事をはじめて最初の施主さんが、なんとこのジャム子さんだったのです。

さらに、酒井さんの奥さんがサムデイさんのお客さんで、板村さんと酒井さん自体も、宮脇昭さんの植樹のイベントに一緒になったことがあるという。

板村さん、酒井さん、ジャム子さん、そして私が最近東北の「瓦礫をいかす緑の長城プロジェクト」で初めてそのお名前を知って、すっかり尊敬している宮脇さんともつながっているとは…

全てが怖いくらいに繋がっていて、面白い。


というわけで、ten to tenに、板村さん、酒井さん、そして私たち一行が顔を合わせることになりました。

   
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ten to tenは面白いお店です。

お店の中でゆっくりと好きなハーブティを入れて飲んでもいいし、ハーブガーデンがあり、そのまま渓流に降りていけるので、ブラリとお散歩したり、岩の上でたたずんだりしてもいいし…。


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酒井さんはここのお庭を初めて手掛けたのだそうです。(もちろんそれまでも普通の庭師としてのキャリアは十分にあるのですが、土地の水や風の流れを整えるために庭に手を入れるという今のお仕事はこれが初。)

雨どいから落ちる水が土地を固くふみかためつつあったので、そこにパイプと隙間を作るための敷石を張ったり、

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浄化槽からつながる崖の部分だけが急に植物が枯れた感じになっていたのは、きっと悪い水が地面にたまってしまっているから、というわけで、溝を掘って流れを良くしたり、

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ここにも酒井さんならではの工夫がたくさんでした。

訪ねた時は気持ちの良い渓流のこの土地も、大雨が降ると木を倒し、地面をえぐり、本当に恐ろしい力を見せるのだそうです。
自然は命を与えもするし奪いもする。
そんな言葉がふと浮かんできました。


最後、ten to tenを後にして、帰る途中、
板村さんが連れていってくれた湧水の沸く場所。
大きなもみの木があって、
長野に入ってから十分申請できれいな空気に体中が反応していたというのに、この場所に来てさらにさらに閉じていた細胞が活性化したようなそんな場所でした。


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たくさんたくさんの恵みを受け取って、身体の中も外も、塗りかえられ、そして変化を始めたような、そんな3日間でした。


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 原村で迎えた朝。

私は前の日、せっかくの皆さんとの楽しい夜だというのに、22時にはもう眠くて限界になってしまい、早々に寝てしまいました。
そのおかげで早起きさん。
早朝に小鳥のさえずりで目が覚めました。

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朝の空気や光を感じたい。

いそいそと着替えて朝のお散歩。

    
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ウグイス、カッコウ、キツツキ、そしてたくさんの小鳥のさえずり。


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体中の細胞がイキイキと息をして、喜んでいるのが分かります。

この世界の中で生きられたらどんなにいいか・・・。
それは、即この土地に移り住みたいということではなく、世界はきっともともとこんな空気に満ちていたはずなのだから、それを取り戻すことはできないのかなって。


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午後、いよいよ蓼科ハーバルノートでの萩尾エリ子さんのレッスンです。

ハーバルノートとエリ子さんは、
私が知っている中で一番美しい特別な気配にあふれた場所であり、女性として心から憧れる方です。

私はアロマとハーブに関しては、本当に素晴らしい先生や方々と最初に知り合うことができたので、アロマやハーブを出会いからすごく力と可能性のあるものなんだと理解することができたことを本当に幸運だと思っています。
ハーバルノートは、長野にいた3年間に幾度も訪れ、養生園でのワークショップを担当させていただき、そしてエリ子さんの作った諏訪中央病院のハーブガーデンとそれをめぐる病院の取り組みを知りたくて、養生園を卒業した後少しその病院で働いていたこともあるほどです。

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エリ子さんというかた。
いろいろなことを重ねたうえでの大きさや優しさや、柔らかさ。それは背筋が通っていてどこまでも美しいものです。

それは何がどういいのかは言葉では言えない。
私にもよく分からない。
分からないのはきっと、私はまだまだエリ子さんの持っているものを持っていないからでしょう。
その深さから溢れるものが人の心を震わせて、そのものは、深さを知らないものには何なのか分からないということなんだと思うのです。

  
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エリ子さんは言います。
「今までいろんなことを越えてきたけれど、私は単に幸運だったとは思わない。幸運だったのはあるけれど、でも自分で乗り越えてきたという思いがある。」
って。
エリ子さんの言葉は胸を打つ。でもそれは、いわゆる借りてきた名言のようなものを口にするのではなく、真摯に生きてきた中から自然に沸き上がる本当の気持ちだから。


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エリ子さんの口からこぼれる一言一言を受け取れることの幸せ。

ハーバルノートという場所にあるお庭で息を吸えることの幸せ。


全身でかみしめていました。



「精油の向こうには植物という命がある。」

「そして、いっぱいのお茶には十分誰かを助ける力がある。」


配られた資料の最後に添えられていたエリ子さんの言葉は次のようでした。

こころのお茶は、うっすらと白湯に近い。
五感を澄まして味わおう。仄かな香りほど、ひとに寄り添いその機微に触れる。
からだのためのお茶は、たっぷりの薬草を使い、しっかりといれる。
春や夏の草々が湯気とともに現れ、生命の光を解き放つ。
ひとしれぬ錬金術師のように



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人は何層にも深いものを持っているから、
日常で人と出会い、たったひとりをじっくり知っていくことだけで十分すぎるほどの学びの可能性を持っているのだと、改めて感じました。

今知っている方たちとこれからもお付き合いしていくだけで、こちらの心持次第でいくらでも。
と。



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最近盛りだくさんでして、書きたいことはいっぱいたまっているのに、全然かけていなかった…汗。

やっとちょっと時間がとれたので、ここから張り切ってご報告やらお知らせやら、していきますね。


まずはまずは。
6/23~25日までランチをお休みさせていただきまして、ご迷惑をおかけしました。

この間は、お知らせていたいました通り、八ヶ岳にいっておりました。

私の所属するNARDアロマテラピー協会で、山梨の農場実習がありましたので、それに参加してまいりました。
今年の農場実習は、そのまま一泊して翌日蓼科ハーバルノートでの萩尾エリ子さんの特別レッスンを受けようというスペシャルなものでした。

私はエリ子さんには長野の頃に懇意にしていただいていたご縁もあり、そのコーディネーターという大役を務めることになりました。

そしてそのまま富士見のサムデイさんというハーブガーデナーさんと、棘のお庭をしてくれたいやさかの酒井さんにもお会いして帰るという、おなかいっぱいコース。

本当に素晴らしい旅で、
全身の細胞が活性化したようなそんな3日間でした。

盛りだくさんなので何回かに分けてご報告しますね。





まずは朝。
寝不足を押し切ってがんばって山梨まで。
双葉インター近くのNARD農場へ。

NARD JAPANというのは、ベルギーに本社を置くアロマテラピー研究機関で、信じられないほどの誠実なお仕事をするところです。

ここの推奨するケモタイプ精油というのは、
ただのローズマリーだとかなんだとかいうだけでなく、それを成分ごとに分類して種類分けしたもの。
つまり、精油というのは生きている植物からつくられていて、植物というのはとても強くてしたたかなので、環境に対応してどんどん変化していく。
たとえばこの場所で育ったローズマリーと、違う場所で育ったローズマリーとでは、香りはもちろん成分も全然かけ離れたことになっているということもよくあることなのです。
それをひとまとめに「ローズマリーです」でくくってしまうと、使用する時にその目的に沿わないずれが出てきてしまったりする。

これをNARDのケモタイプ精油を作っているプラナロム社ではそれぞれの成分分析をきちんとしたうえで、それを例えばローズマリー・シネオールだとか、ローズマリー・カンファーだとか、何種類にも分けて出しているのです。

そしてそれだけでなく、一本一本に非常に細かな成分分析表がつきます。
それは何種類もで調べられた農薬から屈折率やら、成分的にもその植物と言ってよいという証明と、完全にオーガニックであるという証明。
すごいことです。
なので、欠品することもとても多い。
それは、気候の影響でその成分が出なかったり、風に飛んできたわずかの農薬を検知してしまったり。
とにかく厳しい厳しい。

でも、アロマオイルは本当に濃度が高く、しかも分子量が小さいので皮膚の中まで入ってくるものなので、絶対的にいいものを使わなければ返って逆効果。
でもいいものを使ったならば、本当に一滴でも大きな力を受け取ることができるのです。

なんて、すっかり熱くなってしまいました。

そんなNARDのお仕事現場。初めてみられるのでうれしいです。



建物内で、蒸留の様子や成分分析の機会を見せていただいた(カメラを車に忘れてきたのでここの写真がとれなかった…涙)そのあと、農場へ。
歩くこと10分くらい?

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まずは芳しい香りが立ち込め始め、視界が広がった時には一面のローズ!
そしてカモミール。マロウ。ラベンダーも少し咲き始めていました。

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まずはブラックマロウの摘み取りです。
この花は濃い紫の美しいお茶になります。
日当たりがいるので棘のお庭では無理だろうな…と思い入手していませんでしたが、新しく棘の畑を借りたので、いよいよ育てられるかも。期待です。


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そしてローズの摘み取り。
こちらはいくらでも持ちかえっていいと言ってくださいました。
というのも、ローズの最盛期は既に過ぎていて、製品にする分の蒸留は既に終わってしまったからだとか。
最盛期からずれてしまっていても返っていいことがありますね。


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摘み取ったローズには小さな虫がついていることも。
無農薬の証です。
これだけの広い場所で、バラを無農薬で育てられるというのは、よほどの手間と、風通しや土のいいよい環境ということですよね。
実際たくさんの方が手入れに入られていました。

甘いローズの香りに包まれながら眺めのいい丘の上の風に吹かれていると、
まるで天国みたい。
幸せなことこの上なしです。


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午後からは建物に戻って講義です。
ハーブウォーターと精油を使って、美白にいい化粧水作りもしました。

     
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私は、数年前にアロマ環境協会でセラピストまでとりましたが、プラナロム社の精油と出会い、ケモタイプということもあって非常に種類の多いここの精油をもっと勉強したいなという気持ちが生じ、NARDのアドバイザーコースに入りなおしました。
NARDは、臨床的なことを学べるので、困っている方に対してより突っ込んだアロマのアドバイスができるようになるということと、今までぼんやりだった成分の科学のことなどが(環境協会でも十分深く学べるのですが、私は苦手意識が先に立ってぼんやりしたままギリギリで通過してしまったので…)、改めて頭の中で整理できたので、とっても自信になりました。

今、さらに上のインストラクターコースを受講しています。
さらに内容が細かくなって、一体大丈夫なのかと心配ですが、これを身につけたなら本当にいいと思えるので。

インストラクターに合格したら、早くて来年の4月からNARDのアドバイザーコースを開校することができます。

アロマは何となく楽しむ。よりも、深く知れば知るほどに面白くて、
植物のことや身体のこととつながれて毎日が楽しくなります。
私は日常的にいろいろな意味でたくさんたくさんアロマには助けられています。

私の人生の本当に大きな出会いで、この出会いはギフトだったなぁと。


ですので、アロマに興味のある方は、ぜひ深く勉強してみられることをオススメします。
まずはワタクシ、10月の試験に一発合格して見せる!と気合十分ですので、
4月から棘で始まるアロマスクールをぜひ楽しみにしていてくださいませ。


八ヶ岳アロマ紀行、まだまだ続きます。






  
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