GWいいお天気ですね。

棘も窓を全部開け放って、気持ちのいい時間が続いています。

あちこちでたくさんイベントが行われていて、できることなら私も行きたいところですが、
そのなかで、棘を選んで来てくださっているお客さんに感謝です。

GW入って最初のお客さんは、何度も足を運んでくださっているIさん。
優しくてかわいらしい、憧れのお母さん像を絵にかいたような方。
「家族がみんなでかけちゃったからチャンス!と思って、ゆっくりしにきました。」

って。
こういうの、とってもうれしい。

その後からも、
夫婦で、とか、恋人同士、とか、お友達同士、
とか。
休日をゆっくりのんびりした時間を過ごしに来てくださった方たちの様子に、私まで幸せな気持ちになりました

ここ最近の陽気で、お庭には小さな芽があちらこちらに見受けられるようになりました。

こちらは…カボチャ?かな?
気づけばあちこちに何個も出ている。
おそらくお庭の工事の時に、コンポストを開けて混ぜ込んだんですが、まだ堆肥になっていなかったのでその種が発芽したのかなぁ。
面白いのでもう少し様子を見ようと思います。

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こちらは、冬の間ぐったりべっしゃり倒れ込んでいたギボウシ。
これは、新婚のお友達の山の中のおうちに遊びに行った時、その敷地に生えていたのを株分けしていただいてきたものです。
幸せなパワーをうちにもおすそ分け。と思っていただいてきたものなので、死んでしまったと思ったときはとても悲しかったのですが、根が残っていたのか、前と全然違うところから芽をを出しています。(なにしろ工事で一度土を全部かき回しているもので…)

もっと別のいい場所にお引越しさせよう!
と思って掘っていったら・・・ショック。ポキリと折ってしまいました。
思っていたよりも深い深いところから芽を延ばしていた模様。
一応折れたものを土にさしておきましたが、果たしてつくかなぁ…。
ギボウシの挿し木なんて聞いたことない。

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山椒も。
全然見かけなかったので枯れちゃったんだと思い、あきらめていたんですが、
スノードロップの繁みの間という、思いがけないところでちゃんと生きていました。
こちらも広いところへお引越し。
今、連日タケノコを煮ていて、山椒添えたいなぁと誘惑にかられるのだけれど、まだ小さいから我慢我慢。
来年こそは。

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今日は山菜がたくさん手に入ったので、春満載のメニューでした。

ウコギ、タラの芽、新玉ねぎ、さつま芋の天ぷら

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タケノコとフキと椎茸の梅煮

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今だけのこのおいしさ。
幸せ幸せ。





そして、ボチボチフレッシュハーブも出てき始めたので、
フレッシュハーブと季節のフルーツのハーブソーダ始めました。

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ハーブとフルーツをグラスの中でぐちゃぐちゃにつぶして飲みます。
少し蜂蜜を加えてもおいしい。
これ、楽しくて、そしてさわやかでとってもおいしいのです。

うれしい季節が来ましたね。






GWはまだまだ続きます。

明日から2階を使ってこっそりフリマをしようと思っています。
お洋服や靴や器。あと、お料理本ごっそり。などなど
私の私物です。

昨年夏にもやりましたが、第2段。
今回は前回出し惜しみしていたものもみんな出そうと思っているので、結構いいものあると思います。
bulle des savonの赤い靴や、ギャルソンのスカートや、
旅で出会ったいろんなものや。

大好きで大切だったけど、
新しい誰かに出会って、第二の人生を歩いて欲しいなと思っています。

ご来店の際にはチラリとみてお買い物楽しんでみてくださいね。







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 4月22日の日曜日、春日井で行われた「Home Sweet Home」というイベントに、ハンドトリートメントで出店させていただきました。

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 出店は、以前京都の仲良しの建築家さんのご縁で、いちにち商店街(現在お休み中)に何度か参加させていただいたことはあるのですが、それ以来一年以上ぶり。

棘を始めてからは初めて。
愛知県内でも初めてでした。


 朝からあいにくの雨。

の中、会場についてみると、たくさんの主催のスタッフの方やらスーツ姿の男性が設営やら誘導にテキパキと動いていました。

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このイベント、C'hufsさんという、子供をもつお母さんや主婦の皆さんで運営している、「手作り」を通して人が集い楽しめるいろいろな活動をされてるグループと、新和建設さんという、木を大切にした建設会社さんとのコラボ。

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ということで、
春日井の展示場に建てられたの一軒家をまるまる使って、手作りの出店やらおいしいものやら、親子で楽しめるワークショップやら、手品ショーやら、盛りだくさんのイベントでした。

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一日中の雨にもかかわらず、オープン前から長い列。
そして、たくさんのたくさんのお客さん。

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そのなかで、遊びに来てくれたお母さんたちが癒されるブースも欲しいなぁということで、ご依頼をいただいたというわけです。

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普段は、トリートメントは棘のお店に来てくれた方に行っているのですが、
外に出てみるとなるほど。

小さい子をもつお母さんというのは、子供から一時も離れられないし、
何キロもの子を抱えて肩も腕も疲れているし、家事で手あれもしている。
サロンなんかにいく時間の余裕はまったくないし…

こういう方たちにこそ、アロマのハンドトリートメントは何よりもいいと思うのです。

誰かにいい香りのオイルでそっと手を包みこんでもらう。
そして、植物の力と人の手の力で、疲れているところや張っているところを丁寧にケアしてもらう。

たった10分のことで、本当に本当に救われると思うのです。


一日中たくさんのお母さんたちがやってほしいとひっきりなしに訪れてくださいました。
お子さんをお膝に抱えたままとか、目の届くところで10分だけ「お利口にして待ってて」とか、旦那さんに預けて、とか。
本当に10分を作ることがとっても大変なんだなぁと思いました。

そして、
周りはにぎやかにワイワイしているのだけれど、
アロマのトリートメント中は、ここだけゆったりうっとり、違う空気が流れていて、
ハンドだけなのにユラユラカクカク寝てしまうお母さんも。
終わった後は、本当にうれしそうに何度も手をなでたりながめたりして。


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アロマのハンドトリートメントは本当にいいなぁ。

そして、お店を飛び出してこういうところでこういう方たちにケアさせていただくことを、これからもやっていけたらなぁと、とても思いました。


次回は11月にあるようです。

何とか都合をやりくりして、ぜひ出店したいなと思っています。

これはイベント自体、お母さんと子供が楽しめるように細部までイメージして準備された、心のこもったとてもいいイベントだと思います。
お客さんが「あぁ、楽しい楽しい!もっと早く来ればよかった!」と興奮して繰り返していたのも、だからこそですよね。
主催の方たちの想いや意気ごみというのはやはり、全てにおいて何とはなしに感じられるものですね。

同じイベントをやるものとして、そこも勉強になりました。



   「C'hufs」 HP   http://chufs.cc/

   「Home Sweet Home」 http://chufs.cc/blog/hshinfo_index.html






4/19(木) もうすっかり恒例となりました、月の庭の岡田桂織さんのお料理教室が開かれました。

     
今回のメニューは、



 高キビの中華風レタス包み

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 切干塩焼そば

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 焼きシイタケと長いもの海苔アワ和え

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 ピーナツバタークッキー

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桂織さんは、雑穀にとっても詳しくて、簡単でおいしい雑穀を使ったメニューを毎回教えてくれます。

雑穀って、私自身がそうでしたが、つかったことのないうちはなにやら難しそう…と思ってしまうのだけど、
一度使ってみると、その味や食感がおもしろくて、お野菜料理の幅が広がるし、
もちろん栄養価もとっても高い。
そして、難しいことなんて全然なくて、なんであんなに敬遠していたのだろうともったいなく思うのです。


今、棘は新緑の季節を迎えていて、本当に気持ちがいいです。

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お料理教室に申し込まれた方も、
普通にカフェやアロマのお客さんとして来店される方も、
今、棘にいこう!と思いつく方はとっても感度がいい方だと思います。

楓の緑は日ごとに瑞々しく青さを増しているし、
お隣の山桜の花びらがハラハラと散ってきれいだし、
里山のように生まれ変わったお庭には、木漏れ日がキラキラと差し込んで、本当に山の中にいるように思います。

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暑くも寒くもなく、さわやかな風が通り抜ける季節。
虫もまだいないので窓を大きく開け放しています。

玄関側のつぼ庭は、クリスマスローズやいろんな花が勢いよく咲き乱れているし、

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本当にに本当に気持ちがいい。


そこで行われたお料理教室。

ただお料理を習う、というだけじゃなく、
一緒に手を動かしながらおいしいものを拵えて、
光の溢れる縁側でみんなでおしゃべりしながら頂く。

幸福な時間そのものです。

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大きくて強くて優しい桂織さんの空気にすっぽりと包まれて、
今回も素晴らしい一日でした。


次回は5月10日(木)
   6月7日(木) 

   (一回ごとのお申し込みが可能です)
   10時から
   お教室代: 4200円

   持ち物: エプロン、手拭き、筆記用具、あまったものを入れるタッパーなど。


ご予約は棘まで。

ぜひぜひご参加お待ちしております。

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 あっという間に4月も半ばを過ぎ、
ふといろいろなサイトを見たなら、とっくにどこもGWの営業のご案内を出しているではないですか!

 棘は、GWも通常通り。

 水木休みの営業になります。


 つまり、5月2日(水)3日(祝・木)がお休みで、あとは営業です。

 また、30日(月)と4日(金)は平日ですが祝日ですので、ランチをおつくりしています。
つまり、28日(土)~6日(日)までの間で、1日(火)以外は13食でランチしています。
1日(火)は予約制ですので、ゆっくり楽しみたい方はこの日にご予約いただくといいかもしれません。

え~整理しますと・・・

 28(土)   営業 ランチ
 29(日・祝) 営業 ランチ
 30(月・祝)  営業 ランチ
 1日(火)   営業 ランチ予約制
 2日(水)   おやすみ
 3日(木・祝) おやすみ
 4日(金・祝)  営業 ランチ
 5日(土・祝) 営業 ランチ
 6日(日)   営業 ランチ

となります。
お間違えのないように。


そしてそして!

5月5日(土)の夜。
スペシャルな企画が沸き上がりました。

それは、

棘ピリカの「音ゆら整体」



棘ピリカは、一周年でハングドラムを鳴らしてくれた、ミナミナ・Holy smokyのなおくんと棘のミワのユニットです。
彼は普段ピリカという名前でタイマッサージや整体も行っているのです。

きっと世界で初めてのこのトリートメント!。
とにかく凄いことになりそうです。

概要だけちらっと。
詳しくはまた次回。





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棘ピリカの「音ゆら整体」

音の響きと香りの刺激は、大脳の本能部分に直接つながるといいます。

ハングの心地よいリズムと香りの中で、身体を癒してみませんか?

岩塩キャンドルの光のゆらぎ、貴方に必要な香り。
そして、波紋のように身体の芯まで広がる音のメッセージ。

棘ピリカの音ゆら整体は、五感すべてに身をゆだね、その中で優しいハンドタッチにより、本来のうるおいのある身体へと整えてゆきます。





ハングとは・・・

ハングドラムとは、スイスの楽器で、円盤みたいな形をしています。
ハングの音色は草木や鳥たち、あらゆるものとつながれる、不思議な楽器です。
今回のハングドラムはバリ島出身の優れモノですっ。


なおくんのハングドラム演奏 (Holy smoky)








5月5日(土)  19:00から20:30
定員6名  5,500円 最後に軽いお食事つき


内容
最初に一人づつに必要な香りをお渡ししますので、静かにそれを香ります。
そして、ハングの演奏でゆっくりと体を緩めた後、
順番に滞っているところをハンドタッチでほぐしていきながら、ハングの音を伝えていきます。
最後に身体を整える軽いお食事をみんなでいただきます。

ご予約は棘またはピリカのなおくんまで




 ちょっと前になりますが、お庭に新しい住人がやってきました。


 というのも、お庭を新しくしているという記事を読んだお客さんが、棘のお庭に合いそうな植物をいろいろと持ってきてくれたのです。


 ピカピカに晴れたあたたかい日。

 朝、開店と同時に聞き覚えのある声がして、もしやと思って出ていくと。
やっぱりWさんでした。

リュックと段ボールから次々と、丁寧に包まれた小さな子たちが出てきました。


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 ワレモコウ。

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 フジバカマ。

 斑入りのフキ。

 矮性の小さなススキ。
     
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 斑入りのヒトツバ。

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私最近、斑入りが好きなのです。
だから心躍る。
何で分かったんでしょう。

wさんは、シダ植物が好きで珍しいシダをいろいろと育てていらっしゃるのだそうです。



そしてタラの芽。

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こんな街中の住宅地のお庭でタラの芽が収穫できたら…なんて、考えただけでうっとりしちゃう。



枯れ葉でグランドカバーされた新しいお庭は、酒井さんの言うように、まさに里山な雰囲気となっていて、
ここにOさんの持ってきてくれた植物たちはとってもとっても似合うのです。


うれしい。うまくつくといいなぁ。


ついでに、ずっと探していた貴重な本を手に入れたからと、コピーをくださいました。
生け花の、池坊の解説が英語で書かれた書籍です。
もし興味ある方いましたら、お見せしますのでお声掛けてくださいね。

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毎日朝と夕。
棘の庭は水を抜いています。
雨が数日降っていなくても、一日2回必ず抜けるほど水がたまっているのです。

抜けば抜くほど元気になるんだ!
と思うと、この作業がとっても楽しい。


あぁ、これからどんなふうに変化していくのかな。











フフフ。

昨年のえみおわす展の時もそうでしたが、今回も同様に、
閉店後、スタッフのエミちゃんと試着大会。

本物の布、本物の服、というのは、
見れば見るほど、なんです。



こういった色鮮やかなとりどりのお洋服は、最初は自分の好みの色にだけ目がいって、それ以外はスルーしてしまうのですが、
これが、どの布も真から美しいので、見れば見るほど。
普段は手に取らないようなものでも、その美しさにもまじまじと見入ってしまうのです。
それで、あれ?これ…すごくきれい…。着てみよう…。

     


なんて、連日やっているわけです。

楽しい。

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そして、さんざん悩んで、私はこれをお買い上げすることにしました。
こんなの着て、麦わら帽子にサンダル履いたら…なんて考えただけで夏が楽しみになる。
そして、微妙な色のにじみ具合やら、光によって変わる色の加減やら。

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宝物です。



こちらは作家さん。
fujii+fushikinoさん。

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二人ともとっても可愛い。
柔らかな京都の言葉でずっと楽しそうにおしゃべりおしゃべり。
本当に仲がいいです。

fushikinoさんのワンピースふうに着ているグレーの服は、腰まで下げて履くこともでき、こうするとぐっと大人っぽく印象が変わります。

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fujiiさんのワンピースのブルーも本当に本当に澄みきった空のような海のようなブルーです。


22日(日)18:00まで。
どうぞ試着大会楽しみにいらしてください。





 「fujii+fushikino展 モスリンの服 」始まりました。



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 モスリンという布の名前は、私はその昔赤毛のアンで知りました。

私はもう、赤毛のアンが大好きで、その中でアンが憧れる「モスリンの袖の大きく膨らんだドレス」というものに同じように猛烈に憧れて、モスリンってどんな生地なんだろう…と覚えていたのです。
(余談ですが、その憧れやまず、みんなが袴で出席する卒業式に、自作の「袖の大きく膨らんだドレス」を着て出席したほど…)

モスリン。さぞかし豪華な生地なのかと思っていたら、当時調べた時に庶民的な生地とあって、イメージがいまいち結べずにいたのです。

まさかこんな形でモスリンと対面できるとは。




fujiiさんによって染められたモスリンの布は本当に美しいです。
これが、他の布ではやっぱりこの風合いは出ないだろうなと思うのです。
他にたとえようのない、独特のこの質感。
シルクのようにツルツル、どうだ!という感じではなく、かといって綿のような素朴一辺倒でもない、
親しみやすいんだけれど上質な高級感もあって…。

そこに一枚一枚色を乗せていくのだそうです。
刷毛の跡。滲み。色の移り変わり。

その色は、夕焼けや、桜や、海の青や、
時々驚くほどの美しい色を見せる自然。
それに思わず目を奪われた時のような感動がよみがえる、そんな布です。

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この布をつかってパターン作製をしているのがfushikinoさん。
fujiiさんの布を本当に本当に大切にしているのが、とても伝わってきます。
「せっかくの布をできるだけ切り落としたくないなと思って、今のデザインになっている。」と話すことばそのままに、その形はとてもシンプル。
でありながら、見に纏ったときに、身体にラインに合わせてうねるドレープやライン。
そして一枚の布の色の移り変わり。

布を眺めているだけでも信じられないくらい綺麗なのですが、
これが、人の体に纏わることで、さらに布が美しさを増す。
そして、人も。

すごいことです。

そしてそして、
これがきっとモスリンという布だからこそだと思うのですが、
ツルツルのシルクのように布だけが主張し過ぎたりしない。
色が鮮やかながらも不思議と素朴に抑えられていて、
派手かななんて心配しながらも、着ると驚くほどよくなじむのです。
そして、元気な色、淡い色、シックな色、その人それぞれに必ずなじむ色がある。

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4mの布からは、お洋服はほぼ2枚しか作れないそうで、
ということは、ある美しい一つの絵柄から、たった2枚しかそれを身につけられるチャンスがないということ。
しかも、どう布取りをするかで印象は大きく変わってくるので、
実際はたった一つのお洋服。


今日のお客さんが「出会っちゃった」と言っていましたが。
私もそんな気持ち。
fujii+fushikinoのお洋服に。自分の一枚に。そして、こんなモノづくりをしている二人組に。
出会っちゃった。



美しい布。
そしてそれを見に纏い、
人をより美しく見せるように寄り添ってくれる。
おしゃれ、とか、洋服をお買いもの、とか、そんな今までの概念が覆される体験。

fujii+fushikinoの服はそんな服だと思います。



対面で、お客さんと一緒に選んだり作製したりすることを大切にしているお二人。
15.21.22は二人とも京都から来て在廊してくださっています。
その日は既にあるお洋服だけでなく、
生地を合わせて、パターンをオーダーで作ってもくださいます。


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連日興奮してため息つきっぱなしの私。

本当に、みなさんにぜひぜひご紹介したいのです。




















 薄明かりの差し込む古い京都の建物のなか、
 色は染め上げられていきます・・・。

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 fujii+fushikino展
 
 金曜日から始まります。




fujii+fushikinoさんは、京都の染織+お洋服の作家さん。
一目見たら忘れられない美しい美しいテキスタイルです。

京都を中心に、今まで関西での展示しかしていなかった彼女たちが、初めて関西以外へ作品を出してくれるのです。

こんなに光栄なことはないです。



遊び心に富んだ、質の良いしつらい。

ぜひ手に取りに来てください。


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モスリンの服 fujii+fushikino展

4/13(金)~22(日) 
水木 定休
11:00~18:00 (金土日は~19:30)

13(金).14(土).15(日).21(土).22(日)は作家在廊・パターンオーダーも受付してくださいます。


会期中、金土日は19:30まで.
そして、その金土日は、予約制でディナーもお受けいたします。
(~21:00まで。玄米とお野菜のお任せコース 2000円、飲み物別)。


夜の棘の気配も良いものです。
ゆっくりお食事をしながら、fujii+fushikinoさんの世界をお楽しみいただけたらと思います。







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「モスリンの服」「fujii+fushikino(フジイフシキノ)」について



ウールの素朴さと魅力を持ちつつも、軽さとしなやかさを 兼ね備えた布「モスリン」。
もともと別々で活動をしていた2人はモスリンという布を通じて出会いました。そして、この布を使って自分たちの着たいと思う服はできないかと思い、2008年初夏、試みとしての服作りを始め「モスリンの服」は生まれました。

4m単位、刷毛で1点づつ染色し、モスリン独自の風合いを生かしたカタチに仕立てています。
サイズの調節が可能なカタチで、フリーサイズとまではいきませんが多くの体形の方に、美しくかつ機能的に着用いただけます。

「モスリン」は明治大正昭和の庶民の日常着の着物生地でした。光沢感があり華やか、同時に汚れにくく洗濯しやすい扱い易いモスリンは当時大流行したそうです。
もちろん、だからと言って現代のハイテク被服素材までの万能さはありません。薄く軽やかな反面、引裂には弱かったり、ウールなので虫食いに注意が必要であったり。現代の万能さには、こぼれ落ちる部分もありますが、数値規格にはまらない魅力、軽さや独特の風合い、色の発色などは、現代でも充分通用する素材の魅力だと思っています。

よろしければ実際手に取って、見に来てください。


     



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fujii+fushikino(フジイフシキノ)


   

テキスタイル作家「藤井良子」と服飾作家「伏木野芳」の2人で活動しています。

『モスリン』という素材をきっかけに出会い、2008年より現代人の被服として「モスリンの服」を作り、活動をはじめました。
「モスリンの服」は、一枚づつ手染めされたモスリンの布を、素材の特徴を生かし「かたち」にした〈柄×かたち〉の組み合わせて作る服作りです。
展示販売・パターンオーダーによる受注制作をおこなっております。みなさんと対話を重ねながら、一点づつ思いを育てる、ものづくりが出来ればと考えています。


  fujii+fushikino HP   http://fujiifushikino.com/




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毛斯綸<モスリン> について

モスリン<フランス語>この美しい布のルーツは、 遠くメソポタミアの首都モスール(今のイラク第2の都市) にあります。
極細の単糸で織られた羽のように軽い平織りの布はエジプト経由でヨーロッパへ伝わります。
そして日本に辿り着いたのは、江戸末期。その後明治、大正、昭和と日本の織人達の手で練り上げられたこの布は <毛斯綸>と表記され、高価な絹などは手が出なかった当時の庶民達を魅了してきました。

素材は上質なメリノウール、独特な深みのある発色で暖かく蒸れません。
トロンとした「落ち感」はこの布のみが持つ特長でもあり ます。











 一周年を終えて、棘に静かな日常が戻ってきました。

 たくさんの人でワイワイにぎやかなのもいいけれど、静かな棘もまた。

 ポカポカした日には、大きな窓を開けて、
入口からみると、縁側に座ったお客さんが逆光の中、光に吸い込まれそうに見えることがあり、その美しさに一瞬ハッとすることも。


 
 先週の日曜日、ハチミツソムリエワークショップが行われました。

まずは 「honey test」。

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意外と難しい。
みんな…点数が悪い…(笑)
そして、回答と一緒に蜂のお話し。

蜂って、蜂って、
スゴイ。
面白い!
思っていた以上にその世界は深くて知らないことだらけ。
へ~、へ~なんて、かぶりついてお話に聞き入ってしまいました。



蜂は
生殖やら性別やらそのレベルから、組織のために素晴らしく発達、洗練されたシステムをもっている。
(とにかくオスが憐れで…笑っちゃいました。)
そしてそれに対応して植物も進化しているし、


これが蜂だけでなく、他の昆虫や、そしてそれに合わせた植物や。
自然の成り立ちや生物たちの生き残りをかけた工夫というか進化はすごいなって感心しきり。

大人になってからも、自然現象の深いいろいろを学ぶって面白いですね。期待以上に子供のようにワクワクしてしまいました。

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そして、ずらり、いろんな蜂蜜。

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蜂蜜のおともには棘から。プレーンスコーンを焼きました。
スコーンは、焼きたてのおいしさを知ってしまうとやっぱり焼き立てで出したくって。
オーダーだとそれができないので最近あまり作っていませんでした。

このワークショップの時は、何と言ってもその時間に合わせて焼き立てがお出しできるから、もううれしくて。
焼き立てで提供できるのなら、私はスコーンは大好き。
そして、久しぶりに焼いたスコーンはとってもおいしくできました。

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ハチミツの味の違いは花の違い。
ハチミツって、ハチじゃあなくてお花なんですよね。
昆虫を誘うために全精力を傾けて生産されているのであろうこのオリジナルの液体は、きっと花それぞれの出しうる魅力が最大限に詰まっているのでしょうし、そう考えると、いろんなハチミツを選んでいただくって、フラワーレメディみたいな効能もあるかもしれない。いえ、きっとあるでしょうね。
そこに蜂の労力が加わっているのですから。
もうこれは本当に、一口一口かみしめていただかないとですね。


主催してくれたラティルスのヒロコさんは、岐阜の渡辺養蜂場の娘さんだと以前ご紹介しました。
ヒロコさん…。
面白い方でした。
華奢でふんわり、かわいらしい方なんですが、
さすが蜂とはちみつに関する知識はとても深く、
衝撃的な蜂の社会の話しを淡々と語るその様子がとっても面白く。
私はもうすっかりファンになってしまいました。

渡辺養蜂場さんというのは、私は恥ずかしながら全然知らなかったのですが、
明治33年から100年以上続く老舗の養蜂場さん。
創業者の渡辺寛氏は、養蜂の歴史にもその名前が出てくるほどの人物で、
その歴史を読んでいると、今日私たちがハチミツを気軽に口にできるのは、この目の前にいらっしゃるヒロコさんのひいおじい様から代々想像を絶する努力と研究をされてきた結果ではないですか。

    日本養蜂はちみつ協会HP 養蜂の歴史(2) 

と、びっくり。

そんなことは露にも、えらそうにしたりもせず、しなりしなりと蜂の話しをしてくれたヒロコさん。

でも、
「養蜂を家業とする家に生まれたので、今自分が生きているのはミツバチの働きのおかげだと思っています。その感謝を形にしたいと、このワークショップを始めた」と話される彼女は、
やっぱり近代養蜂を引っ張ってきた血筋であることを自覚し、そして蜂への情熱と愛情が、裏にしっかり流れている。

だからみんなが「面白かった!」と心から楽しんだ会になったのでしょう。


のんびり、
おいしくて、
おもしろくて、
たのしくて、

そして、それぞれの心にしっかりと何かが刻まれた、そんな会になりました。


最後に渡辺養蜂場さんのこの時期だけの「さくら蜜」を使った、
カボチャとリンゴのタルトをお出ししました。
参加された皆さんほぼ初めて会った方々が、ワイワイ話しが尽きず。
良い出会いがいっぱいになりました。

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いま、環境の悪化からか、ミツバチが激減しているそうです。
特にこの数年、危機的状況なのだとか。

この世界を共有している人間以外の生物たちも、みんな必死に生きている。
その彼らのために私たちが今しなくちゃいけないことは何かな。
そんなことも改めて、今一度目を向けて。


ヒロコさん。
参加された皆さん。
ありがとうございました。


それから、渡辺養蜂場さんのおいしいハチミツをすこし棘に置いていってくれました。
ソヨゴ、トチ、百花。
でれもソムリエで人気のあったものばかりです。
そして、ハーブとハチミツの入ったプロポリスのど飴もあります。

そんなに数はないですので、ぜひぜひ、お早めに。





 
渡辺養蜂場 HP・・・お取り寄せもできます。

岐阜ラティルス blog・・・ハチミツ以外にもいろいろなイベントが行われています。





 








 
 「では二日からお願いします」

と、きれいなきれいななタイミングでそういわれたのでびっくりしてしまいました。

最初、お庭をいじることになったとき、ちょうどユカリ展の間にお庭がさみしいことになるのを危惧していたのですが、ふたを開けたら、かえってその方がよかったのです。
大きな窓の外に本来存在を放っているはずの植物がすっかりいなくなっていることで、
棘の中に作られたユカリさんの森がかえって独自のリズムを刻んでいて…。

そして、ユカリ展と一周年が終わった翌日から綺麗に始まりました。



前回、土を高く積み上げて、その周囲に溝を掘り、パイプを渡して水が集まるところに筒を入れたところまで。
半月置いて様子を見ていました。

掘った溝の部分には、ほとんどたいてい濁った水がたまっていました。
酒井さんがいうには、微生物が良好にいる土壌の場合、この滲みだしてくる水は透明をしているはず、なんだそうです。
これが濁っているということは、濾過するいろいろがなく、土壌が流出している状態。
じつは、日本中のお庭はもちろん、山など環境全体でこの現象が起きているのだそうです。
土が死んでしまっていて、微生物がなく、土壌が川にどんどん流れこんでしまっている。


棘のお庭の治療方法としては、雨水が停滞しないように高低差をつけて水を一か所に集める。
そして、土から水が抜けることで空気が入り、微生物を活性化させる。
というもの。
高低差をつけるだけでも徐々にでもそれはできていくのだけれど、
ここのお庭は隣のアパートで水がせき止められていて、抜けるのにとっても時間がかかるので、
少し人工的に手助けをしてあげてそのサイクルを早めてあげる。

そのために、水をためた場所にポンプをいれて、定期的にそれを抜いてあげる。
コックで排水と蛇口とに切り替えられるようにしてくれて、必要ない時には排水で流す。
散水がしたい時には、蛇口の方からその水をとれるようにする。
(蛇口のとりつけはまた次回。)

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ということで、
お庭の水撒きは、水道の水ではなくて、もともとここにあった水を循環させて使うという!
うれしい!


パイプを埋めた溝に、枯れ枝や炭で水はけよくカバーした後、踏み固められないように枕木を上に乗せてくれました。

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そして、高低差をつけたお庭の方には、一度どかした樹木達をレイアウトし直して戻してあげて、
そして、全体に燻炭と落ち葉でグランドカバー。

前にも書きましたが、落ち葉というのはとっても良い働きをしてくれるもので、
落ち葉自体についている土着菌が、落ち葉を発酵分解させ、土の栄養を増してくれるし、
雨が土に流れ込みすぎず、適度に湿らせてくれる調整の役割もある。

このお庭で言ったなら、奥の楓の下はたくさん落ち葉がおちるので、そこの土だけは他と比べようのないほどいい土になっていたそうです。
今回の配置換えで、小さな楓は手前に移動したので、落ち葉が以前よりまんべんなく散ることになってよいのでは。
そして、名大のキャンバスには秋にたくさん落ち葉がおちるはずなので、時期になったら頼んでもらってこようかなと思っています。


新しい棘のお庭。
レイアウトのテーマは 「里山」

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一寸の乱れもないように人工的に作りこまれ、隙間なく花が咲き乱れるような庭は、「作品」ではあっても、そこに対峙するにはかなりのエネルギーが必要になってきます。
そうでなくて、あるがままの風景、小さくひっそりと見つける素朴なお花、
そして野草、薬草、

そんな景色にしていきたいなと思っています。

(早速先日マクロヴィレッジでもらってきた、ヨモギやハナダイコン、ムスカリなんかを植えました。
 クロモジなんかも植えたいなぁ。)


一通りの治療を終え、新しく根を張ろうとしている余裕のあるお庭。
このお庭をいい気持ちでぼんやりと眺めていたら、
キレイな鳥がやってきて、赤い実をつっついていました。

お庭にもうお客さんが。

これからここの場所で、自然の循環が始まるのでしょう。


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鳥やチョウチョや、蜂も来るかな。

そして種を落として、何か知らない芽が出るのかな。

楽しみです。



そうそう、お庭が新しくなったところで、今週の日曜日は
ハチミツソムリエのワークショップです。

お庭に新しく気が流れ、そして、
生き物たちが訪れはじめる春の日曜日。
いろんな蜂蜜で花の生み出した蜜の味を知ってみたり、
蜂のお話しを聞いたり、

余談ですが、先日桂織さんがお料理教室の時に、「子供の頃の夢は養蜂家だった」なんて言っていました。
養蜂家は、あっちこっちの巣箱を開けてハチミツを集めながら旅をするんですって。
今回講師をしてくれる、岐阜ラティルスのヒロコさんは、岐阜にある渡辺養蜂場の娘さんです。
なんだか気になる養蜂家というものについてもいろんな話を聞いてみたい。

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いいタイミング!

ハチミツソムリエワークショップはまだまだ空きがございます。

ぜひぜひご予約くださいね。



ハチミツソムリエ 
4/8(日) ←ハチの日(勝手に)


時間:  14:30~ 1時間程度
代金:  1500円+ドリンクオーダー(お好きなお飲物をー200円で頼んでいただけます。) 
    (ハチミツ味比べ用の焼き菓子と、最後に蜂蜜を使ったマクロスイーツつきです。)
講師:  岐阜ラティルス ヒロコさん

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前回の紹介記事  棘ブログ 蜂蜜ソムリエ










 「棘の一周年+こーさんのうちの学校を応援しよう」のイベント。

たくさんたくさん来ていただいて、本当にありがとうございました。

この一年、棘のオープンやイベントを手伝いに来てくれたお友達や、何度も足を運んでくれた仲良しのお客さん、
棘に興味を持って来てくださった方、ここでお教室やプログラムをしてくれたみなさん、そして、ずっと行きたいと言ってくれていて初めて訪ねて来てくれた遠くのお友達、や、同級生や先生や、

大切な大切なみなさんで一緒にこの日を楽しむことができて、本当にこれ以上ないくらい幸せでした。

そして、残念ながら行けないけれど、と、他にもたくさんメッセージもいただきました。

ありがとうございました。


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前日は雨。
(カトウユカリ展は、雨に始まり雨に終わる。それがユカリさんの森の形。しっとりと濡れた森が静かに静かに地面にしみ込んでいって・・・)

そして、明けて四月。
朝から晴れ。
ちょっと寒いけれど、ピリッと気持ちが引き締まるようなそんな朝でした。


泊りこんでくれているみんなで楽しく準備を進めていって、11時。
最初のお客さんは、うれしいうれしいお客さん。
先日の沖縄での琉球和ハーブ塾で仲良くなった、和のセラピストさん達です。

そうして続々とお客さんがやってきて、
もう本当にたくさんたくさん。

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私の高校の同級生や先生も、ここで兼同窓会です(年に3回の…笑)。

こーさんのうちのカンボジアカレー

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そして、おいしい家の健康弁当

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先日プロジェクターを借りに訪れたマクロヴィレッジのキヨミさんの計らいで、理太郎さんたちが刺し子の袋や小さなコケ玉や塩こうじなんかをもって、急遽出店してくれたので、にぎやかにぎやか。

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そして、「こーさんのうち」のヨーコちゃんが声をかけてくれて、棘でも一度お菓子を出していただいた、松本のAtrier-C ちあきさんが、マクロスイーツをいっぱい作って出してくれました。

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最初のライヴ、津軽三味線の「乾 温実」、あっちゃん。

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可愛らしい彼女が深紫の着物に身を包み、姿勢を正して弦を打ち始めると、場の空気がシャキッ一変しました。
厳しい津軽の土地で生まれた民謡は、寡黙な北の人のうちに渦巻く情熱や、温かさや、おかしみや、そんなものが一気にあふれ出すようで、人というものの尊さを感じてしまいます。



次は、こーさんのうちの「こーさん」によるスライドです。

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カンボジアの子供たちのこと、自分の子供時代のこと。
長い植民地支配や戦争、そして痛ましい政策により、たくさんたくさん傷ついたカンボジアという国で、
子供たちはシンプルで元気、
暮らしていくためにはお金が必要で、そのためには言葉がしゃべれたらいいな、言葉の勉強がしたいな、
未来に向かって自分の力をただ高めていく。
私たちの小さなお手伝いが、彼らの未来にとって大きなはしごになっていく。
「こーさんのうち」という、ひと組の若い夫婦の描いたもの、そしてそれを実現し、継続させていこうと努力を続けていること、
私は何度でも感動してしまうのです。

たくさんの質問に、丁寧に丁寧に答えていくこーさん。
いくら時間があっても足りないです。
そのなかで、なんどもなんども、
「カンボジアはこれからです」と言っていた強い眼差しと言葉がとっても印象的でした。

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3組目、即興体感民族ユニット「ミナミナ」

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いつの間にか音は鳴っていました。
それは、身体の細胞を揺らすように始まって、気がついたころにはそれははっきりと分かるビートとなっていて、その頃にはもう、そのリズムは身体とピタリと一つになっているのでした。
即興体感民族ユニット、、か。
不思議な経験でした。

太鼓という原始的な楽器は、原始的であるからこそ、本能に直接訴えるような、生きていくための力を呼び起こすような何かがあるように思います。
「ミナミナ体操始まるよ!」の掛け声で始まったセッションは、お客さんみんな、お隣の知らない人同士も手を繋いでぶんぶん揺れたり、みんな満面の笑顔で!

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4組目、「レーレーズ」

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思えばちょうど一年前、
棘のオープニングパーティをしようと準備していたのですが、
何しろ私は15年近く愛知県を離れていたので、古い同級生以外は全く知り合いがいない。
パーティに呼ぶ人もそんなにいないし、ましてやこの土地で音楽をやってる知り合いなど皆無。
誰か音楽やってくれる人知らないかなぁ…と、相談したところ、紹介してもらったのがコバレレさん。
ウクレレ弾きの移動コーヒー屋さんだと。
見ず知らずの人間のオープニングパーティに、快く出演を引き受けてくれて、小林家という特別ユニットでウクレレを弾いてくれました。
コバレレさんは、その時のご縁から、コーヒー豆(これがおいしい!)や布ナプキンも仕入れさせていただいているし、なにかと声をかけてもらったりお誘いいただいたり、気にかけてくださって、本当に一年お世話になってきたかたです。
そのコバレレさん率いるバンド、レーレーズが今年はオールメンバーで演奏しに来てくれました。
その音は、可愛くて、でもチクリと一筋縄じゃあいかなくて、そして、一番大切なことを曲げないというような、少年たちの音楽です。
大好き。


そして、レーレーズで日が暮れて、
夜になりました。
最後は岸すみこさんのピアノ即興。

昨年初めてのピアノアルバム「心を届けに」を制作したすみさんが、その中の曲を演奏してくれたり、何曲かの後、
お客さんに何か今思っていることや、音にしてほしいテーマを問いかけました。
そして、それを心に落としてから、音を鳴らす。
それはとっても静かな時間でした。

ラストは灯りをすべて落として。
急に呼ばれて、私も黒鍵即興連弾で一緒にひきました。
棘の一年を思い、集まってくれた皆さんや、昨年棘を好きになってくれた皆さんへの愛と感謝をこめて、
すみさんの音と呼応しながら。

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そして、
幸せな一日が終わりました。






長野の「こーさんのうち」のこーさん夫婦。
3年前にたこ焼きパーティで知り合ったときには、まさかたった3年後にこんな形で一緒にカンボジアのためのイベントが開けるとは思っていなかった…。

想いがあって、時が重なっていくと、まるで信じられないようなことも現実になっていくんだなと、改めて感動してしまっていました。

そして、同じく長野は茅野の「おいしい家」のノリちゃん。
ダイナミックな彼女の夢と、迷いのない着実な一歩一歩に、私は胸をドキドキさせて、それにつられて私もここまで来られたようなものです。
思い描いた土地で新しい一歩を踏み出す彼女の初仕事に関わることができて、とっても光栄でした。

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出演してくれた皆さん、これを機に新しいご縁をいただいた皆さん、
遠くから近くから予定を合わせて足を運んでくれた皆さん。

本当に本当にありがとうございました。

棘はまだまだヨチヨチ歩きで、あっちにぶつかりこっちにぶつかりしながらなんとか前らしき方向に進んでいるに過ぎません。

どうぞ一緒に
その歩みを楽しんで進んでくださったら
とってもとってもうれしいです。


2年目、どんな出会いが待っているやら。
どうぞよろしくお願いします。




            棘主  原田 美輪