どう書こうかなと思っているうちに、あっという間にもう一週間近く…早い…。

 去る5/10(日)。三重県亀山の「月の庭」岡田桂織さんのお料理教室が行われました。

月の庭。

ある店が、ある人の存在が、人々の意識の大きな流れを変えることがある。
それはいったい何によるのだろう。

個人的な事情に向けられた情熱に過ぎないようなのに

それはまるで遣わされた必然のようであり、そして、大きなうねりの中で終わりを感じ取った桂織さんはそっとその場所を閉じました。
6月半ばの突然のような出来事です。

ご主人と一緒に作ってきた月の庭という場所。
人が集まり、温かい何かを感じあえる場所だったのでしょう。

ご主人がご病気になり、食とは、体とは、と本当に向き合い続けてきた桂織さんのお料理。

そしてご主人が去ってしまい。
もはやたくさんの人たちの大切な場所になっていた月の庭という場所を続けてこられた桂織さん。 

震災があり、もう終わりにしようと思ったと…。


 7/10に行われた棘でのお料理教室という活動は、きっと桂織さんにとって新しい一歩の一歩としての活動だったのではないかと思うのです。

 参加されたのはもうこれ以上は無理だったねというほどたくさんの人たち。
それぞれのバックグラウンド。
愛知県内でも遠くから、果ては東京・西荻からこの為に来てくださった方もいらっしゃいました。
本当にありがとうございました。


 この日のレシピは
  高キビとごぼうのキーマカリー
  全粒粉のチャパティ  
  五穀ライスサラダ
  番茶ゼリー 豆乳ソースがけ

 説明を受けた後実際の調理に入ります。

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 本当に申し訳ないことにキッチンは狭い!そして暑い!
(でも亀山の普段やっているところはもっと狭いのだとか…)

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 順番にお野菜を切ったり、チャパティをこねたり。

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 手が空いてる人は参加者同士おしゃべりしてたり、(暑いので)お部屋で水分補給しつつおしゃべりしたり。

 みなさんとっても面白いステキな方ばかりだったのでおしゃべりの方もとっても楽しかったです。
(なんて。助手はエミちゃんに任せて、私は後方支援という名目でおしゃべりばっかりしてました…。)

 チャパティをのばすときの桂織さんの後姿。
しっかり両足を踏みしめた姿。
そこに何だかすべてが表れている気がしてしまいました。

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 「お塩は必ず手から入れてくださいね」
小さなことにも思いがこもっていて。

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 みんなでお料理するのは楽しい。



 「自分はただの主婦で何の力もない、なんて思わないでくださいね。家庭で家族のために力になるような食事を作り続けることは、何よりも大きな貢献なんですよ。」

 桂織さんはさらりとそういって、

 「静かな革命家」と言っていました。
その言葉がとっても私は気に入ってしまいました。

 人は何といっても食べ物で命を維持しているのだから、誰かのために食事を作ってあげることは、誰かの命を明日へと運んでいっていることそのもので、
 それほどの期待と愛情はないじゃぁないかなんて思うのです。

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 桂織さんは、もっとたくさんの人にお料理のことを伝えたいと、月の庭という場所を旅立ちました。

 だったら私たちは、それをちゃんと承知していきたい。
まずは参加された方たちはおうちで桂織さんの想いを食卓に乗せ、
そして棘では…

 今週のランチは桂織さんのレシピでお出ししたいと思います。

 このお料理を食べていただくことで、桂織さんの想いを少しでも伝えられたらなって思います。

 お料理はきっと言葉よりも伝わることがいっぱいあると思うから。

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 明日から土日月(祝)までのランチ

   高キビとごぼうのキーマカリー
   全粒粉のチャパティ
   五穀ライスサラダ
   スープ(未定)
   番茶ゼリー 豆乳ソースがけ


 この棘でのお料理教室。
集まってくださった方がステキだったこともあり、とってもとっても幸せな時間空間になりました。

 またぜひ開催しようと思っていますので、みなさま楽しみにしていてくださいね。






 

 
  


 
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