上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 一昨日、たまたま名古屋に戻ってこられている、屋久島の優子さんとお会いしました。

優子さんは、3年近く前に屋久島に移住、仲間とともにやわら香という会社を立ち上げ、屋久島の地杉や柑橘をつかった精油を製造、販売、そして併設されたspa kiokuにてトリートメントも行っているセラピストさんでもあります。

    やわら香HP

ちょうど11月のつきいち講座で日本のハーブやアロマのことをテーマにしているので、お久しぶりに会いたいなと思い、お声をかけたんです。

屋久島の雄大な自然に身を置いている優子さん。
その滋味あふれる水のように、淀みなく、ゆったりとして、とても気持ちのいい空気を纏っていました。
そして笑顔がとてもかわいらしい!
本当に素敵な方です。



yuukosan.png



優子さんにやわら香のこと、いろいろお聞きしました。

私もかねてから、食同様、アロマもできるだけ地産地消、国内の生産者さんを応援していけたらと思ってきました。
そしてちょうど、最近読み終えた「里山資本主義」という本。
こちらに書かれていた、再生のカギは地方が握っているという内容に大きくうなずいて、さらにその思いを強くしていたところ。

日本は水も森も土も豊富でで、それは私たちの命をずっと十分に育んできてくれたもの。
豊かな豊かな島に私たちは暮らしている。
よく、日本という尺度でも、地方という尺度でも、資源がない、産業がない、食料自給率が低い、不景気でお金が回らない、ない、ない、ない、・・・
といわれてしまうけれど、どうしてそんなことになってしまっているんだろう。
この国は中央からの施しに頼らなければやっていけないような、そんな国なのかな。

温暖で綺麗な空気と水があって、北から南まで多様な植物が育ち、先人たちの努力で様々な種類の作物がどんな山奥まで地形を生かして育てられいていて、
豊かな国で、心も身体も豊かに幸せに生きていきたい。

私も微力ながら少しづつ、そういった方に力を注いでいきたいな、とそんなふうに思っています。

屋久島の森を守りながらそこに暮らす人たちの暮らしも守っていく、
「やわら香」の精油を棘でも扱うことにしました。
まずは11月のつきいち講座から。

     IMG_9533.jpg


ほかにも一宮のハーブ農家、坪内さんから立派な立派な春ウコンが届きましたので、これで染物をしようと思っています。

     ukon.png




つきいち講座は日曜日は定員となってしまいましたが、木曜の昼の部と夜の部はどちらもまだ空きがあります。
どうぞお待ちしています。

     IMG_9497.jpg



11月 「和のハーブ、森のアロマ」

日本は緑あふれる島。そして古来からの薬草(ハーブ)が今も生活に息づいている島。
和のハーブや森のお話、そして国産精油を使った香りのスプレーづくり。
そして茜や春ウコンを使った染物も行います。

11/16(日)10:00~12:30頃 *定員となりました
11/20(木)10:00~12:30頃 / 19:00~21:30頃
3500円 材料費込



スポンサーサイト
 mitoのお洋服が好きで、
好きが高じて棘で夏から取り扱いを始めています。

mito blog :http://mitob.jugem.jp/



決まったお店においてあるわけでなく、今のところイベント出店で手に入るのみのmitoのお洋服。

きっとみんなほしいはず。

いつも季節のお洋服を手にとれる場所があったらきっとうれしいはず。


棘で常設で扱っているのは今のところエプロンとワンピース。

mitoの定番ラインを、生地や裾の処理など細かなディテールを変えていくつか揃えています。


つい最近、秋冬ものが入荷しました。


エプロンの生地もちょこっと秋冬バージョン。
少し厚手になったせいか、着けた印象も春夏とは異なります。

mitoのエプロンは、着けた時の立体のシルエットがとてもかわいい。

後ろでブカッと交差した形が甘すぎず、辛すぎず(辛すぎず?)。
どんな体系の人でも素敵にうつります。
そう、エプロンって、新妻みたいにならずにすてきなシルエットのデザインって探してもなかなかないのです。


IMG_7150.jpg


しかも、脇につけられたホールを利用することで、巻きスカートも、チュニックにも、
何通りにも来ていただけるので、お料理の時だけでなく、お出かけのお洋服のアクセントにも使えるのです。





そして、もう一つの定番ラインのワンピース。と、同じラインのトップス。今回はロングベストも。

ゆったりした首元と、
肩を落としたライン、
そして、袖がキュッと窄まられているから、ゆる~くあるのに、おばさん風にダブッともならず。


IMG_7170 - コピー



IMG_7164.jpg



IMG_7160.jpg


秋冬の生地は一見ツイードみたいな、
でもストレッチ素材のもう少しラフな感じ。
赤や黄色の粒粒が程よくポップです。


IMG_7173.jpg


あぁ、もう、私が言葉を並べてもきっと伝わらない。

ぜひぜひ手に取って、着てみてほしいです。


これ一枚羽織るだけで、ぐっとシックにモード感が上がります。



恥ずかしながら私がモデルで写真を撮ってみました。ちゃんと「シックにモード感が上がって」いて、mitoさんの良さがちゃんと伝わるといいのだけど…。




ちなみに、現在お休み中の音ゆら整体の施術着もmitoさんに作ってもらったもの。
棘のクルミボタンも刺繍してくれました。

また、アロマトリートメントの時の夏のハーバルフットバスの時に着るガウン(?)
これもmitoさんに作ってもらいました。どれも私の宝。
なんですが、届いたと同時に産休に入り、産休明けたらもう秋で、
いまだデビューしていないのです。
早く汗ばむ季節になって、これをお客さんに着ていただくのが楽しみ。
デビューまで写真はお預け。見てみたい方は個人的に声をかけてくださいね。






最近、自画自賛ながら、棘のお料理がさらにぐっとおいしくなっている気がします。

というのも、あるお味噌に出会ったから。

ある方の紹介で、福井のマルカワ味噌さんを紹介していただきました。
冬のある日、そのマルカワ味噌の若旦那さんを連れて、棘に食事に来てくださったのです。

食事の後で、お味噌についての話をたくさんたくさんきかせていただきました。
味噌に対して熱い思いがあって、いくら話しても話したりないといった感じで、
その知識と情熱と仕事への愛情に引き込まれ、すっかりすっかり虜になってしまった夜でした。

マルカワ味噌さんについては、詳しくはぜひHPを見ていただきたいのですが、
無農薬・自然栽培で育てた大豆に、地下42mから汲み上げた清冽な地下水や、大きな木樽を用い、
さらに昔は当たり前だった天然麹菌を自家採取してそれを用いているそうです。
(いまは人工的に培養された同じ麹菌を、どこの味噌会社も購入して使用しているのが当たり前になっているとか。)

そんなこだわりぬいて作られている味噌。
本物の味噌の話を聞いていると、
味噌というものは生きていて、
人の身体と共鳴しあって私たちの血肉となっていく、そんな思いにもかられ、
ただの「調味料」だなんて言えない気持ちになっています。
そう、食品はすべて、ただの「食品」「調味料」なんかではなく、
生きているものだということにはっと思い至り、
それをいただくことである「食べる」という行為の深さに感じ入ってしまいました。

早速マルカワ味噌さんのお味噌をいくつか注文させていただいて、
いろいろにつかってみました。


     IMG_4737.jpg


どれも口当たりは優しいのに、深く複雑な味がして、本当においしい。

そしてそして、
いくつか取り寄せた中でもとっておきに楽しみにしていたこのお味噌
「ヴィバルディ」をとうとう開封しました。
このお味噌は、一年間ヴィバルディのクラシック音楽を聞かせて成熟させたお味噌とのこと。
「水にきれいな言葉や優しい音楽を聞かせると、きれいな結晶になる」という説は私も以前どこかで耳にしたことがあり、でもまぁ、半信半疑。
あまり完全に信じているわけではなかったのですが、
このヴィバルディ。
開けた瞬間からまず違う。
なんだかふんわりとしている。
そして、味がとても優しい。
つまりわたし好みでとってもおいしい!
というわけで、水の説もあながちトンデモ説というわけでもないのかも…とうっすら思ってみたのでした。


     IMG_5139.jpg



そして、有機大豆と麹も注文をして、
ことしは手前味噌を仕込みました。
棘の空気の中、棘の音を聞いて育つ味噌。
出来上がりが楽しみです。


     IMG_4790.jpg





お味噌のおいしさに夢中になって、ここ数週間はあらゆるお料理にお味噌を多用しており、
ひそかに「マルカワ祭り」の様相を示しております。

ある日のランチ

豆もやしと師崎産わかめのナムル
大根と新玉ねぎの優しい煮物  
フキと厚揚げの白みそソースがけ ←マルカワさんの有機白味噌
揚げサトイモの精進そぼろ掛け  ←マルカワさんの有機麦味噌
蓮根ご飯
エノキと長ネギのお味噌汁    ←マルカワさんのヴィバルディ


     IMG_5108.jpg

     IMG_5109.jpg



デザート
甘酒豆乳プリン 小豆添え  ←マルカワさんの有機あまざけ
キャロブと黒イチジクとナッツのパウンドケーキ


     IMG_5112.jpg



こっそりマルカワ祭り。
どうぞ楽しみにいらしてください




マルカワ味噌 HP  http://marukawamiso.com/




蒸しパン作りの得意ななっちゃんが、9月からスタッフとしてお店を手伝ってくれています。
お料理が大好き、ひたむきでがんばりやさんです。

もうすっかり棘を作り上げていく一員としていろんな意味で助けてもらっており、未来に向かって力をもらっています。

そんななっちゃんとアイデアを出し合って、棘オリジナルのハーブを使った蒸しパンをいくつか作ってみました。

ローズとこしあん
カモミールとバナナ
レモンバームとレモンカシューナッツ
ローズマリーと林檎

     IMG_3679_convert_20121105225600.jpg


米粉100%で、ふんわりもっちり。お砂糖(甜菜糖)は控えめで、ハーブの香りと果物の甘さが引き立つお味です。

これが本当に・・・おいしい。

いままでハーブの焼き菓子というのを作ってみたことはあるのですが、いまいちハーブの味が変わってしまうようで「よし!」と思えず、研究がなかなか進んでいなかったのですが、
蒸しパンはハーブととっても相性がいい。
蒸す過程でハーブの香りが柔らかなまま広がって、やさしいやさしいお味です。

しかも米粉100%なので、小麦粉よりも胃腸への負担が少ないですし、
国産の農業を応援する意味でも小麦粉よりも米粉を使っていきたいなぁと常々考えていたので、
いろんな意味で棘にとても合っていて、
きっと看板スイーツになると思います。


このできたてハーブ蒸しパンを持って、
11/4(日)、東海市の太田川駅前ロータリーで行われた「銀河夜市ー零ー」に出店をしました。

     IMG_3695_convert_20121105232942.jpg


銀河農園さんが主催で今回から始まったこのイベント。
ライヴあり、ヨガあり、ファイヤーダンスあり・・・
出店者もお客さんもみんなのんびり楽しんでいて、とてもいい雰囲気で楽しかったです。

     IMG_3711_convert_20121105232434.jpg


棘は棘オリジナルブレンドハーブティ3種(新登場もあり)と、蒸しパン4種。
蒸しパンはせいろでホカホカにして、みなさんとっても喜んでくださいました。

     IMG_3697_convert_20121105233029.jpg


     IMG_3696_convert_20121105233012.jpg


     IMG_3703_convert_20121105232416.jpg



棘は今まであまりイベント出店しておらず、とにかく慣れていないので準備からバタバタでどうなることかと思ったけれど、
本当に楽しくて、帰るときには幸せで胸がいっぱいになっていました。
このイベント、これから定期的に行われるようで、次回は12/2(日)です。
棘も店主は行かれませんがなっちゃんが蒸しパンとハーブティをいっぱい持って出店するつもりでいます。
どうぞ遊びに来てください。




「夕焼けこやけの 赤とんぼ 負われてみたは いつの日か

山の畑の 桑の実を 小籠に摘んだは まぼろしか

十五でねえやは 嫁に行き お里の便りも 絶え果てた・・・」


先日。ある場所で、ご老人のみなさまとオカリナの演奏に合わせてこの歌を歌いました。

「夕焼けこやけの 赤とんぼ 追われてみたは いつの日か」
たったこれだけの歌詞。
情景をつぶやく、その行間に載った想いを垣間見る。

美しい歌だなぁ。とぼんやり。



俳人 小沢藪柑子さんの初めての句集がフランス堂という出版社から出されました。

そして、その記念すべき句集を、「棘に」と贈ってくださいました。

     IMG_0361_convert_20120224191152.jpg


モノクロに薄紙をまいた装丁はまさに表紙にふさわしく、なんのイメージも固定しない。
そして、そこになんの飾り毛もない文字で書かれた「商船旗」というタイトル。
急に思い浮ぶのは、光る海にパタパタと音をたててなびくにぎやかな旗。

余白の多い白い紙とインクの黒だけなのだけれど、
そのなかに賑やかな色のいろいろ、想いのいろいろが詰まっている。
身に寄り添った植物や自然現象の、その時々の様々。
そして、30年という時間のライフステージの様々を切り取った短い言葉。

俳句の潔さは、心を絡め取られたある瞬間を、本当にその「瞬間」を体感できる文学で、
それは瞬間であるからして何の説明も、後付けの感慨もなく、
ただ目の前のものに心が動いたことだけが綴られているのでしょう。

その瞬間だけを文字に載せる俳句というもの、
上述した赤とんぼと同様、この句集の装丁同様、最低限の事実から受け取り手が豊かなものを拡げていく。
受け取り手が拡げるからこそ、それは無限に広く深く拡がっていくことができる。

そう思うと究極の手法だなぁ…なんて。


今まで恥ずかしながら俳句というもの、句集というものを味わってみたことがなかったので、
それは本当に驚く出来事でした。


句集「商船旗」におさめられた句の中で、
 
   竜胆をきつく束ねて濃紫

という句は、棘で読まれ、棘にささげられた句だそうです。
竜胆(リンドウ)の濃い紫から、同時にこの建物の濃い茶も思い浮かび、
ここの空気をキリリと引き締める緊張感や澄んだ空気、そんなものが感じられ、
とっても感謝です。

他に、私の気に入った句をいくつか


  春雨が窓を濡らしてゆく早さ

  会議から会議へ移り日脚伸ぶ

  すこしづつ話し大げさスキー宿

  十薬の十の形のただ白し
                などなど


でも、気に入った句、ということではなく、
この句集全体を味わうのが。
一句一句味わっては顔をあげ、そしてまた違う日にパラりと味わうとか。

小沢藪柑子さんの句集「商船旗」
棘のライブラリーに並べておきます。
よかったらこの世界を覗いてみてください。
そしてお手元に欲しい方はご相談くださいね。
そして、棘のお庭を眺めながら詠んで見るのも楽しいかもしれません。



     DSCN0081_convert_20120224190924.jpg

     DSCN0083_convert_20120224191048.jpg

     DSCN0082_convert_20120224191007.jpg


ご本人も、フラリフラリと風や木々と語らっているような、とってもとってもステキな方です。


藪柑子さんのブログ  やぶろぐ


藪柑子 ってどんな植物だろうって思っていたら、十両の別名でした。
花言葉は「明日の幸福」ですって。
ひっそりとひっそりとある「明日の幸福」。

     329a5fb438a7b160530cfbed2002cc84_convert_20120224232653.jpg




     

















 


  
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。