【アロマトリートメント雑記 1 】
「アロマトリートメントはセラピー」
5月から始まった今年のトリートメント講座も大詰め。
残りわずかとなりました。
すでにトリートメントに親しまれてる方はもちろん、
こんなふうに身体に触れるのは初めてという方々と、
どんな手で、どんな気持ちで向き合うのか、
そこで起きてくる世界を共有できるのは、とても大きな喜びです。
昨日講座の中でお話しして、自分でも改めてあぁそうだと思ったことをここにも。
私たちは普段、道具として手を使っているけれど、
自分の手をただの道具ではなく、
相手の存在すべてに届けられるような大いなるものを持つものとして意識して、
「癒しの手」をじっと感じて、
その手で触れてみる。
そして、相手の身体をもまた、
解剖や機能を持ったただの道具ではなく、
これまでの年月を重ねてきて今ここにある、
これもまた、奇跡的に存在する何か大いなるもの、
として触れてみる。
その時にお互いに湧き上がってくるものは、言葉にはうまくできないけれど、命そのものが感じる喜び。
私たちが元気にこの世界で生きていくために必要なメンテナンスは、
パーツのメンテナンスというよりは一番はそこ。
そのことを意識して、
植物のエッセンスを手に触れる。
それが、治療というのとは決定的に、
向かい合っているもの、届けようとしているものが違う、
ということ。
「癒しの手」を出現させて、温かく尊い身体に触れる。
アロマトリートメントとは、そういう素晴らしい関わり合いだと、
そう思っています。

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