先日、嵐の日曜は、「kotorine autumn festival 唄と紡ぐケルトの調べ」でした。

雨脚が一番激しくなった昼下がり。
窓の外は妖しく青緑に光を鎮めてお庭を染めて、
叩きつける雨風が枝を強く揺らすのを大きな窓にうつす中、

お部屋の中では音楽が
この上ないほど優しく温かく、放たれるようでした。

「唄と紡ぐ」と謳われたこの会は、元宝塚花組、アイルランドで伝統的な歌唱法を学ばれたという奈加靖子さんを東京よりお迎えして、
棘ではもうお馴染みの、アイリッシュのハープとフルートのデュオ コトリネのお二人とのセッションでした。

奈加さんの歌声は、最初の一音から、おそらく通りすがりのどんな人でも生き物でも、手を止めて耳を傾けずにはいられないほど圧倒的で、
佇まいの美しさも相まって、本当に女神さまのようでした。

そしてコトリネのお二人は、切ないメロディも楽しいダンスチューンもクルクルと楽しませてくれる確かな演奏家でありながら、細やかな気遣いや可愛らしさに溢れていて、大好きなお二人です。

嵐の中お集まりくださったお客さんと演奏者の皆さんの作り上げる空気が、大人の楽しさに満ちていて、
とても豊かな気分になりました。

本当にありがとうございました。

奈加さんの歌声が耳に残って。あぁもっと聞いていたかった…。

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8/14〜19まで夏休みをいただきます。

8/20(木)はアロマトリートメントの日になりますので、カフェ再開は8/21(金)からとなります。

どうぞよろしくお願いします。

 旧暦を意識して暮らし始めてから、
旧暦に日本の季節がぴたりと合っていることに驚いています。

旧暦の新年には確かに春の香りがして、新春と呼ぶにふさわしく、
候で詠まれている動物や植物たちは、確かにその頃に動き出す。

私たちはお日様の動きに寄り添った、地球上のいろんな生き物と歩みをともにしているのだと実感します。


棘で行ってきている旧暦のお節句の会。

9月9日 重陽の節句
7月7日 七夕の節句

それぞれ日本古来のお節句を祝い楽しむさまざまな内容で、趣向をこらした素敵な会になりました。

過去のお節句の会のご報告blog


第3回目に当たる今回は、旧暦3月3日にあたる4月2日、桃の節句の会を開催します。

桃の節句はこども、特に女の子の成長を願う日でもあります。
ちょうど春休みということもあり、お子様に来ていただいてもいいような会を考えております。
もちろん大人の方のみでも大歓迎です。
こどもにもちゃんとよいものを。
日本の文化の美しさをほんのりと、その記憶にとどめて大きくなっていただけるような会になったらなと考えています。


以下、コーディネーターを務めてくださるトモミさんからのメッセージです。
ご参加お待ちしております。


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          * イラスト引用は  桃の節句の浮世絵 窪 俊満 作





「上巳のお節句」の会
一昨年の「重陽のお節句」、昨年夏の「七夕のお節句」の会に
続き、今年は「上巳のお節句」の会を開催いたします。

  やわらかなひざし。
  いとおしいいろどり。

  春が あふれんばかりに満ちゆく 桃の日。
  古くは、穢れを祓う日だった 上巳の節句。
  長い、長い、時の流れの中で、
  女の子のお祭りへと変わってゆきました。

  わかちあい、
  つながり、
  しあわせをねがう。

  そんな、やさしく しなやかな一日。
  ご一緒できましたら、とてもうれしいです。

  みなさまのご参会、
  心よりお待ち申し上げます。

日時 : 旧暦 3月3日
      (新暦 4月2日(水))
      10:30開場~11:00開始 14:00ごろまで

料金 : 大人 3,500円 小人(小学生以上)500円
     お食事 お茶 お菓子が出ます。
定員 : 10人程度

◎ご予約いただいた方には、素敵な招待状を
 送らせていただきますので、ご予約時に送付先を
 お知らせください。
◎女の子の健やかな成長を願うお節句でもあるので
 お子様やお母様にも味わっていただける内容を考えています。
 小さな女の子や男の子をお連れのお客様も大歓迎です。








本日13日(水)より、アロマの用事で東京に行きますので、15(金)、16(土)の営業はお休みとなります。
また、電話もつながりませんので、ご予約など御用の方はメールまたはTwitter、FBにてお知らせください。よろしくお願いします。

yakusoulabotoge@live.jp
 「棘の一周年+こーさんのうちの学校を応援しよう」のイベント。

たくさんたくさん来ていただいて、本当にありがとうございました。

この一年、棘のオープンやイベントを手伝いに来てくれたお友達や、何度も足を運んでくれた仲良しのお客さん、
棘に興味を持って来てくださった方、ここでお教室やプログラムをしてくれたみなさん、そして、ずっと行きたいと言ってくれていて初めて訪ねて来てくれた遠くのお友達、や、同級生や先生や、

大切な大切なみなさんで一緒にこの日を楽しむことができて、本当にこれ以上ないくらい幸せでした。

そして、残念ながら行けないけれど、と、他にもたくさんメッセージもいただきました。

ありがとうございました。


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前日は雨。
(カトウユカリ展は、雨に始まり雨に終わる。それがユカリさんの森の形。しっとりと濡れた森が静かに静かに地面にしみ込んでいって・・・)

そして、明けて四月。
朝から晴れ。
ちょっと寒いけれど、ピリッと気持ちが引き締まるようなそんな朝でした。


泊りこんでくれているみんなで楽しく準備を進めていって、11時。
最初のお客さんは、うれしいうれしいお客さん。
先日の沖縄での琉球和ハーブ塾で仲良くなった、和のセラピストさん達です。

そうして続々とお客さんがやってきて、
もう本当にたくさんたくさん。

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私の高校の同級生や先生も、ここで兼同窓会です(年に3回の…笑)。

こーさんのうちのカンボジアカレー

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そして、おいしい家の健康弁当

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先日プロジェクターを借りに訪れたマクロヴィレッジのキヨミさんの計らいで、理太郎さんたちが刺し子の袋や小さなコケ玉や塩こうじなんかをもって、急遽出店してくれたので、にぎやかにぎやか。

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そして、「こーさんのうち」のヨーコちゃんが声をかけてくれて、棘でも一度お菓子を出していただいた、松本のAtrier-C ちあきさんが、マクロスイーツをいっぱい作って出してくれました。

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最初のライヴ、津軽三味線の「乾 温実」、あっちゃん。

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可愛らしい彼女が深紫の着物に身を包み、姿勢を正して弦を打ち始めると、場の空気がシャキッ一変しました。
厳しい津軽の土地で生まれた民謡は、寡黙な北の人のうちに渦巻く情熱や、温かさや、おかしみや、そんなものが一気にあふれ出すようで、人というものの尊さを感じてしまいます。



次は、こーさんのうちの「こーさん」によるスライドです。

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カンボジアの子供たちのこと、自分の子供時代のこと。
長い植民地支配や戦争、そして痛ましい政策により、たくさんたくさん傷ついたカンボジアという国で、
子供たちはシンプルで元気、
暮らしていくためにはお金が必要で、そのためには言葉がしゃべれたらいいな、言葉の勉強がしたいな、
未来に向かって自分の力をただ高めていく。
私たちの小さなお手伝いが、彼らの未来にとって大きなはしごになっていく。
「こーさんのうち」という、ひと組の若い夫婦の描いたもの、そしてそれを実現し、継続させていこうと努力を続けていること、
私は何度でも感動してしまうのです。

たくさんの質問に、丁寧に丁寧に答えていくこーさん。
いくら時間があっても足りないです。
そのなかで、なんどもなんども、
「カンボジアはこれからです」と言っていた強い眼差しと言葉がとっても印象的でした。

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3組目、即興体感民族ユニット「ミナミナ」

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いつの間にか音は鳴っていました。
それは、身体の細胞を揺らすように始まって、気がついたころにはそれははっきりと分かるビートとなっていて、その頃にはもう、そのリズムは身体とピタリと一つになっているのでした。
即興体感民族ユニット、、か。
不思議な経験でした。

太鼓という原始的な楽器は、原始的であるからこそ、本能に直接訴えるような、生きていくための力を呼び起こすような何かがあるように思います。
「ミナミナ体操始まるよ!」の掛け声で始まったセッションは、お客さんみんな、お隣の知らない人同士も手を繋いでぶんぶん揺れたり、みんな満面の笑顔で!

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4組目、「レーレーズ」

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思えばちょうど一年前、
棘のオープニングパーティをしようと準備していたのですが、
何しろ私は15年近く愛知県を離れていたので、古い同級生以外は全く知り合いがいない。
パーティに呼ぶ人もそんなにいないし、ましてやこの土地で音楽をやってる知り合いなど皆無。
誰か音楽やってくれる人知らないかなぁ…と、相談したところ、紹介してもらったのがコバレレさん。
ウクレレ弾きの移動コーヒー屋さんだと。
見ず知らずの人間のオープニングパーティに、快く出演を引き受けてくれて、小林家という特別ユニットでウクレレを弾いてくれました。
コバレレさんは、その時のご縁から、コーヒー豆(これがおいしい!)や布ナプキンも仕入れさせていただいているし、なにかと声をかけてもらったりお誘いいただいたり、気にかけてくださって、本当に一年お世話になってきたかたです。
そのコバレレさん率いるバンド、レーレーズが今年はオールメンバーで演奏しに来てくれました。
その音は、可愛くて、でもチクリと一筋縄じゃあいかなくて、そして、一番大切なことを曲げないというような、少年たちの音楽です。
大好き。


そして、レーレーズで日が暮れて、
夜になりました。
最後は岸すみこさんのピアノ即興。

昨年初めてのピアノアルバム「心を届けに」を制作したすみさんが、その中の曲を演奏してくれたり、何曲かの後、
お客さんに何か今思っていることや、音にしてほしいテーマを問いかけました。
そして、それを心に落としてから、音を鳴らす。
それはとっても静かな時間でした。

ラストは灯りをすべて落として。
急に呼ばれて、私も黒鍵即興連弾で一緒にひきました。
棘の一年を思い、集まってくれた皆さんや、昨年棘を好きになってくれた皆さんへの愛と感謝をこめて、
すみさんの音と呼応しながら。

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そして、
幸せな一日が終わりました。






長野の「こーさんのうち」のこーさん夫婦。
3年前にたこ焼きパーティで知り合ったときには、まさかたった3年後にこんな形で一緒にカンボジアのためのイベントが開けるとは思っていなかった…。

想いがあって、時が重なっていくと、まるで信じられないようなことも現実になっていくんだなと、改めて感動してしまっていました。

そして、同じく長野は茅野の「おいしい家」のノリちゃん。
ダイナミックな彼女の夢と、迷いのない着実な一歩一歩に、私は胸をドキドキさせて、それにつられて私もここまで来られたようなものです。
思い描いた土地で新しい一歩を踏み出す彼女の初仕事に関わることができて、とっても光栄でした。

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出演してくれた皆さん、これを機に新しいご縁をいただいた皆さん、
遠くから近くから予定を合わせて足を運んでくれた皆さん。

本当に本当にありがとうございました。

棘はまだまだヨチヨチ歩きで、あっちにぶつかりこっちにぶつかりしながらなんとか前らしき方向に進んでいるに過ぎません。

どうぞ一緒に
その歩みを楽しんで進んでくださったら
とってもとってもうれしいです。


2年目、どんな出会いが待っているやら。
どうぞよろしくお願いします。




            棘主  原田 美輪